車の買取を依頼する際に気になることは、売却車両が車検切れとなってしまった場合の買取方法です。
愛車の売却を検討している人の中には、「車検が切れていても車買取はしてもらえるの?」と疑問を持つ方もいるでしょう。
結論、車検切れの車でも買取してもらうことは可能です。
本記事では、車検切れの車買取が可能な理由や注意点を詳しく解説します。
車検切れの車買取を依頼する際に必要なものも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
車検切れの車買取は可能?
結論からいうと、車検切れの車買取は可能です。
ここからは車検切れでも車買取してもらえる理由など以下2項目を解説します。
- 車検切れでも車買取してもらえる理由
- 車検を通さず車買取した方がお得な理由
車買取を検討している際にうっかり車検が切れてしまったという人も焦る必要はありません。
状況によっては車検切れのまま車を売却した方がお得になることもあります。
それぞれの項目について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
車検切れでも車買取してもらえる理由
売却車両に価値があることから、車検切れでも車買取が可能です。
車買取した後の業者の選択肢は主に以下の5つです。
- 車検切れのまま購入者を探す
- 車検を通して購入者を探す
- 海外へ輸出する
- 車検切れのままオークションへ流通させる
- 部品取り車両にする
上記のように車買取業者はさまざまな方法で、車の価値を引き出すことができます。
さらに、買取業者からすれば車検を通すことは難しいことではなく、自社で整備できればコストを抑え車検を受けられます。
売却車両に「車としての価値」が残っていれば、車検が「ある」「なし」に関わらず買取ができるのです。
一方で年数が経過した車両や不人気車両は、車検が切れていることで減額となる可能性があります。
売却車両が新車から7年以内や走行距離が10万キロ以下など、車として価値があれば買取してもらえるので安心してください。
車検を通さず車買取した方がお得な理由
車検切れになった車は、車検を通さずに車買取してもらった方がお得です。
車種によって金額は異なりますが、車検には以下の費用が必要です。
- 重量税
- 自賠責保険料
- 印紙代
- 車検諸費用
最低限でも上記4つの費用は必要となるため、大きな出費となってしまいます。
例えば、車検費用が8万円で、車検を通したことにより査定価格が10万円上がるのであれば車検を通した方がいいでしょう。
しかし、どのような車でも車検を通したことで、車検費用を上回るほど買取額が上がる可能性は低いといえます。
査定価格において車検が「ある」「ない」は、価格に大きな影響を及ぼしません。
車検が切れてしまった場合は、そのままの状態で買取してもらいましょう。
車検切れの車買取をする際に必要なもの
車検切れの車買取をしてもらう際に必要なものを紹介します。
買取の際には、車検が切れているからという理由で、特別な書類などは必要ありません。
必要書類は軽自動車と普通車で異なりますので、注意してください。
それぞれどのような書類が必要なのかを解説するため、売却を検討している方は準備しておきましょう。
車検切れの軽自動車の買取で必要なもの
車検切れの軽自動車の買取で、一般的に必要なものは以下の通りです。
- 車検証
- 自賠責保険証
- リサイクル券
- 納税証明書
- 申請依頼書(買取業者が準備)
- 認印
車の登録状況によって異なりますが、軽自動車の買取では買取業者が用意するものを含め、6つ必要な物があります。
どの書類も車検証の入れ物に保管してあることが多いかと思います。
万が一書類が見つからない場合は、買取業者に相談しましょう。
車検切れの普通車の買取で必要なもの
車検切れの普通車の買取で、一般的に必要なものは以下通りです。
- 車検証
- 自賠責保険証
- リサイクル券
- 納税証明書
- 実印
- 印鑑証明書
- 委任状(買取業者が準備)
普通車を売却する際には、実印や印鑑証明書の用意など軽自動車よりも書類が必要です。
ディーラーや販売店でローンにて車を購入している場合は、認印や運転免許証のコピーが必要になることもあります。
車を売却する際は車検証の登録状況によって必要書類が異なるため、買取を依頼する際に確認しておきましょう。
車検切れの車買取で注意する3つのポイント
車検切れの車買取で注意する3つのポイントは以下の通りです。
- ポイント1.車検切れの車は運転できない
- ポイント2.出張買取を利用すること
- ポイント3.仮ナンバーを発行する方法もある
注意するポイントを把握しておくことで、トラブルを未然に防ぐことが可能です。
ポイントには「知らなかった」では済まされないこともあるので、必ずチェックしておきましょう。
ポイント1.車検切れの車は運転できない
ポイント1つ目は、車検切れの車は運転できないことです。
車の見た目としては、ナンバーがついており損傷もなくいつも通りですが、車検が切れたら公道を走行してはいけません。
車検切れの車で公道を走ると以下の罰則があります。
- 道路運送車両法第108条により、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金
6点の違反点数が加算され、30日間の免許停止となるので車検切れの車は公道で走らせないようにしましょう。
ポイント2.出張買取を利用すること
ポイント2つ目は、出張買取を利用することです。
車検切れの車は公道を走れないことから、買取業者へ車を持ち込むことができません。
そのため、自宅などへ出張査定や出張買取に対応している買取業者を利用しましょう。
車を駐車場から移動しなくても査定価格がわかり、売却まで完了します。
売却予定の車が車検切れになって困っている方は、出張買取の業者を利用することで売却できます。
ポイント3.仮ナンバーを発行する方法もある
ポイント3つ目は、車検が切れてしまったら仮ナンバーを発行する方法があります。
仮ナンバーとは、自動車臨時運行許可申請を行い、一時的に公道の走行を許可された際に貸し出してもらえるナンバーです。
車検切れの車を車検に移動させるときなどに使用されます。
出張買取に対応していない買取業者に売却を依頼する際は、仮ナンバーを市町村へ申請することで走行を許可される可能性もあります。
自走が必要な場合は仮ナンバーを申請してみましょう。
車検切れの車買取は比較して少しでも高く売ろう!
車検切れの車を買取してもらう際は、買取業者を比較することで少しでも高く売却可能です。
出張査定に対応している買取業者は多くあるため、何社もの査定価格を比較しましょう。
複数の査定価格が手元に用意できたら、最高額の買取業者を選択するだけで、愛車を高く売却できます。
「車検が切れてるから」と諦める前に、買取業者に査定依頼しましょう。
車検切れの車買取で損をしないためにも、下記記事を参考にしてください。
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