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偏摩耗?ローテーション?アライメント?基礎知識とメリット・デメリットをご紹介!

2021.03.06

自動車を走らせれば、それだけタイヤのゴムは磨り減っていきます。そして、すり減り具合はいつも均一とは限りません。歩き方によって靴底のすり減り方が偏るように、自動車のコンディションによってタイヤゴムの減り具合は変わります。
今回は、そんなすり減り具合の偏り「偏摩耗」と、その対策として実施したいローテーションとアライメント調整について解説していきます。

タイヤの偏摩耗の種類・発生原因とデメリット

タイヤが偏摩耗を起こしているということは、何かしら異常なことがあります。空気圧だったり、車のセッティングだったり、運転の仕方の可能性もあります。
ここで、偏摩耗の種類の一例と発生原因を見てみましょう。

一口に偏摩耗といえど様々なすり減り方があります。種類によって対策方法は変わりますが、共通して言えることは「デメリットはあれど、メリットはない」ということ。
偏摩耗を起こしたタイヤには以下のようなデメリットがあります。

デメリット
  • タイヤ寿命の低下
  • タイヤ本来の性能の低下

タイヤの一部分だけすり減っていくということは、タイヤ全体ではなくすり減った部分で自動車の重量を支えていることになります。負荷が大きい分、すり減り方も早くなりタイヤ交換の時期が早くなります。
また、タイヤは正しく使用されるときに最も効果が発揮するように設計されています。偏摩耗が起こるような異常状態はタイヤ本来の能力を発揮できず、騒音や振動などの原因にもなります。

偏摩耗の対策として、まずは空気圧調整が一般的。適正空気圧は運転席ドアを開けたところに貼ってあるシールに記載されている場合が多いです。ガソリンスタンドで手軽に空気圧調整できるので、試してみましょう。
それでも偏摩耗が直らない場合は、以下に紹介するタイヤのローテーションとアライメント調整を試してみてください。

タイヤのローテーションと必要性

ローテーションとは交換や循環を意味する英単語。つまりタイヤのローテーションは4本のタイヤの位置を入れ替えることです。
タイヤへの負担は自動車の駆動方式によって変わります。四駆の自動車は4本のタイヤをエンジンで動かすため、比較的均一にそれぞれのタイヤに負荷がかかります。一方、二駆のタイヤは前輪、または後輪だけを駆動させるので、どうしても駆動輪に負荷がかかってタイヤのすり減りも大きくなってしまいます。
自動車に付属している説明書に、タイヤローテーションをする際どのタイヤをどこに移動させればいいのか記載があるので、確認してみてください。

注意点として、タイヤには方向性タイヤというタイヤの回転方向が指定されているものもあるので、逆回転にならないようにしてください。決められた回転方向で正しい性能が発揮されるようになっており、誤った回転方向で履いては危険です。タイヤの横に回転方向を示す矢印や「ROTATION」といった文字が入っていたら方向性タイヤです。ローテーションの前にチェックしてみてください。

ローテーションの頻度は5,000kmから10,000kmごとが推奨されています。過酷に走り回っているのではないのなら、スタッドレスタイヤへの入れ替えのタイミングや12ヶ月点検のときに交換するのが良さそうですね。

アライメントとは一体なに?調整した方がいい場面とともに解説

アライメントとは整列という意味の英単語です。つまりタイヤのアライメント調整とはタイヤを正しい角度に向けることです。
タイヤは自動車の進行方向に対して平行に、地面に対してきっちり垂直に取り付けられているわけではありません。車種にもよりますが、適した角度がつけられているのです。
アライメント狂うとタイヤに負荷がかかり、偏摩耗を起こすということです。

アライメント調整をした方がいい場面

アライメント調整は一般的にはほとんど実施する必要はありません。普通に自動車に乗っていたりタイヤを交換するだけならひどく狂うことも少ないでしょう。
ただ、以下のようなときはアライメント調整が必要でです。

アライメント調整が必要な場面
  • 車高を変化させた
  • 縁石や壁にボディやタイヤをぶつけた

車高を上下させると、自動車の構造上タイヤの角度が変わってしまいます。車高を変えたタイミングでのアライメント調整をおすすめします。
また、縁石や壁にぶつけてしまうとアライメントがずれるのはイメージしやすいかと思います。大きな力が加わってタイヤの角度が変わってしまうということですね。まっすぐ走ろうとハンドルを切らずにいても自然と曲がってしまうときは、アライメントがずれている可能性が高いです。お店に相談してアライメント調整をしてもらいましょう。

タイヤの偏摩耗はどこかで異常があるサイン

タイヤの偏摩耗はどこかで異常がある証拠です。空気圧なのか、アライメントなのか、運転方法なのかそれぞれ原因はありますが、正しくする必要があります。
タイヤは地面と接する唯一の部品で、走行性能や安全性に直結します。偏摩耗を解消しタイヤの性能を十分に発揮して、安心安全なドライブを楽しんでください。

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