バイクを買取に出す上で、もし愛車のエンジンがかからない場合、その修理はするべきなのか、あるいは修理をしなければ買取の利用はできないのでしょうか。
エンジンがかからない、つまり不動車ですが、やはり買取査定を考えると最低限走行可能状態に…と思う方も多いはずです。
しかしエンジン修理ともなれば、それなりの出費が考えられ、買取にだした結果、赤字では困ります。
今回の記事は、そんな疑問にお答えする内容となっています。
買取検討中の方もそうでない方も、是非知識として覚えていただきたい内容です。
バイク買取でエンジンがからないとどうなる？
早速ですが、エンジンがかからない場合に買取はしてもらえるのでしょうか。
エンジンかからなくてもバイク買取してもらえる
結論としては、エンジンがかからなくても、買取をしてもらえる可能性が高いです。
ケースによりますが、エンジンがかからないバイクは査定価格自体が低調となる傾向はあるものの、修理が可能な状態であれば、商品としての価値が見込まれ買取が行われるでしょう。
勿論、エンジンがかかるほうが高い価格での買取が期待できますが、決して買取ができないということはありません。
エンジンがかからない理由によっても、値段や買取可否は変わってきますが、概ね幾ばくかの値段が付く可能性はあると思っていいでしょう。
エンジンかからなくてもバイク買取査定に出してみるべき
そもそも中古バイクの在庫は、昨今、品薄傾向となっており、各社在庫確保に奔走しているのが現状です。
中古車情報を見ても、狙っていた車種が値上がっている、なんてこともザラではないでしょうか。
つまり仮にエンジンがかからなくとも、車種によっては高査定ということも有り得るのです。
一方で致命的な故障、不人気車種など、修理販売を見越すとまともな査定価格がつかない、というケースもありえるでしょう。
バイクのエンジンがかからない理由
エンジンがかからない＝エンジンに致命的な故障が起きている、というイメージや勿論その可能性もありますが、案外、ちょっとした修理で直ることもあります。
理由は大小さまざまですが、いくつか考えられる要因を見ていきましょう。
バッテリー上がり
可能性として、上位に考えられる理由の一つです。
ライトのつけっぱなし、長期間の放置、バッテリの消耗など、理由は様々です。
キックや押しがけ、ジャンプスターターなどを使用し、エンジンがかかるかチェックしてみましょう。
プラグ被り
スパークプラグの劣化や異常があり、エンジンが始動できません。
プラグの交換により改善できるでしょう。
点火装置の故障
CDIやフルトランジスタ式の点火装置が故障し、エンジンが始動しないケースです。
上記のプラグやバッテリに問題が無い場合、このように点火装置の故障も疑われます。
ヒューズ切れ
回線がショート・漏電してヒューズが切れてしまっているパターンです。
ヒューズが切れていないかの確認、交換は難易度の高い作業ではありませんので、まず自身でチェックしてみましょう。
エンジンの焼き付き
オイルやクーラントの管理が適正でなく、エンジン内部が高温になり、異音が発生、故障を起こします。
完全な焼き付きを起こしてしまうと、エンジンオーバーホールや最悪交換という高額修理が見込まれます。
所謂エンジン故障の最悪パターンの一つといえるでしょう。
修理してからバイク買取をした方がよい？
次にエンジンがかからないバイクを、修理してから買取に出すべきかご説明します。
修理すべきか悩んでいる方には、是非参考にしていただきたい内容です。
修理した方がよい場合
まず修理したほうがよい場合です。
基本的な考え方として、修理費用が少額ならば修理をするべきです。
エンジンがかからないという査定減額よりも、少額修理で済まし、基本的な査定価格をしてもらう方が良いでしょう。
これは少しケアすれば、より高く買取してもらえるということですが、同時に修理箇所やその修理費用の把握が必要です。
修理しない方がよい場合
次に修理しないほうが良いケースです。
通常査定においてエンジンがかかる、というのは普通のことであり、エンジンがかかるから査定価格が上がるということはありません。
つまり高額な修理費用を払ったところで、その費用分の査定価格が加点されるわけでもなく、修理費が買取金額すら上回ってしまうかもしれません。
極端な例ですが、エンジンオーバーホールに数十万払う見込みならば、無理に修理を行う必要はありません。
愛車の一般的な査定相場を予めネットなどで調べ、修理見積も取り、その収支をある程度把握した上で、修理するか判断すべきです。
まとめ
内容をご覧いただくと、必ずしもエンジンの修理をしなくとも買取の可能性があるということがわかります。
またエンジン修理をしてから査定、という流れが必ずしもお得とは限らない点にも注意が必要です。
多少手間ですが、エンジンなど故障個所の修理見積を取り、修理費用を念頭に置きつつ、買取査定をしてみると良いでしょう。
その際、エンジンが快調になっていた場合の査定も聞くことで、修理を行うべきか判断がしやすくなるはずです。
またエンジンの好不調はあれど、バイクの査定を進めるには買取業者の情報も不可欠です。
当サイトでは、バイク買取業者をおすすめランキング形式で紹介している記事もございますので、ご一読ください。
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