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【自動車保険のキホン】自動車保険のロードサービスとJAFの違いは?

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車でトラブルに遭った際に頼りになるがロードサービスです。
ロードサービスには自動車保険のロードサービスとJAFのロードサービスがあります。そのため、自動車保険のロードサービスに加入している場合、JAFに加入する必要がないと思われている人も多いでしょう。

しかしながら、自動車保険のロードサービスとJAFのロードサービスでは、補償内容が異なるため、一概にJAFのロードサービスが必要ないとは言えません、

そこで今回は自動車保険のロードサービスとJAFのロードサービスとの違いや、JAFの優遇サービスなどについて解説します。

路上のトラブルで多いものは?

ドライブ中に急にエンストよれば、令和元年9月から11月までの間に発生した車のトラブル発生数は70,687件でした。

トラブル内容の内訳は次の通りです。

一般道路
①タイヤ35.6%
②バッテリー27.8%
③オルタネータ5.9%

高速道路
①タイヤ59.3%
②潤滑油4.6%
③冷却水3.8%

引用:https://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/common/data/r1_jittai.pdf

タイヤのトラブルが多いことがわかります。このように走行中にパンクなどのトラブルに遭ってしまう可能性が誰にでもあります。
ドライブ中にトラブルに遭った時に頼りになるのがロードサービスです。

ちなみにロードサービス会社JAFの年間のロードサービス救援件数は2019年度は2,166,947件で、出動内容の内訳は下記の通りでした。

引用:https://jaf.or.jp/-/media/1/2590/2610/2639/2640/3303/N_2019_year_four.pdf

この結果から、事故だけでなく故障でのトラブルでロードサービスを利用している方が多いことがわかります。つまり車を運転している以上、誰でもロードサービスを利用する可能性があります。

車でのトラブルで頼りになるのがロードサービス

車でトラブルが起こった時に頼りになるのがロードサービスです。ロードサービスとは、車が事故や故障などでトラブルで走行できなくなってしまった場合に、救援してくれるサービスです。

ロードサービスで対応してもらえるサービスには下記のものがあります。
・バッテリージャンピング
・スペアタイヤの交換
・燃料配達サービス
・インロックした際に解錠作業
・トラブル車両を修理工場へ搬送

このようなトラブルに遭った際に、24時間年中無休で現場に駆けつけて対応してくれるのがロードサービスです。

また自動車保険に付帯しているロードサービスの場合は、保険会社へ契約内容によって異なりますが、トラブル後の交通費や修理期間中のレンタカーを補償するサービスもあります。

ロードサービスは、車でのトラブルが起こった時にとても頼りになる存在だと言えます。

自動車保険のロードサービスとJAFの違いとは

ロードサービスには、主に自動車保険に付帯しているロードサービスと、JAFが提供しているロードサービスの2つがあります。
そのため、自動車保険のロードサービスに加入している人の中には、別途JAFのロードサービスに加入した方がいいか?迷っている人も多いのではないでしょうか?そこでここでは自動車保険のロードサービスとJAFとの違いについて解説します。

自動車保険は車両、JAFは人が対象

自動車保険のロードサービスとJAFのロードサービスとの一番の違いは対象が違うことです。自動車保険のロードサービスの対象になるのは、契約車両です。
一方でJAFのロードサービスの対象になるのは人です。

自分の車でドライブをしている際にパンクしてしまった場合、トラブル車両が加入している自動車保険のロードサービスを利用できます。またあなた自身がJAFに加入しているなら、JAFに依頼することも可能です。

一方で友人の車でドライブをしている際にパンクしてしまった場合、あなたがJAFに加入していれば、JAFに依頼できますが、あなたの車が加入している保険会社のロードサービスを利用できません。このケースの場合、友人の車が加入している保険会社のロードサービスを利用することになります。

このように自動車保険のロードサービスとJAFのロードサービスでは、サービスを受けることができる対象が違います。

サービス内容が違う

自動車保険のロードサービスとJAFのロードサービスではサービス内容が違います。

一般的に自動車保険のロードサービスは車自体がトラブルを起こした場合に利用できます。そのため、雪道や泥道、砂地などでタイヤが空回りして動けなくなるスタックはロードサービスの対象外です。
またパンクの応急修理やタイヤチェーンの脱着など、車体自体にトラブルが起こっていない場合も自動車保険のロードサービスでは対象外になってしまうケースが多いです。

一方でJAFの場合、スタックやパンクの応急修理、タイヤチェーンの脱着もロードサービスの対象です。このように保険会社によって補償内容が異なります。

トラブル車両を修理工場へ搬送する牽引サービスで比較してみると、JAFの場合15キロまで無料です。自動車保険のロードサービスの場合、保険会社によって異なりますが、無料の搬送距離が100キロだったり、搬送費用を15万円まで補償したりと、自己負担なしで長距離搬送が可能です。

このように同じロードサービスでも自動車保険のロードサービスとJAFのロードサービスではサービス内容が異なります。

自動車保険+JAFでサービス内容が拡大する

JAFには自動車保険加入者への優遇サービスがあるため、JAFと提携している自動車保険のロードサービスとJAFのロードサービスに両方加入することで、サービス範囲が広がります。

引用:https://jaf.or.jp/common/call-road-service/preferential-services

このように自動車保険とJAFのロードサービスに両方加入することで、搬送距離が長くなったり、部品代の一部を補償してもらえたりとサービス内容が広がります。
ただし、優遇サービスの内容は保険会社によって異なるため、利用する際には事前に確認してください。

まとめ

車を利用している以上、誰でもトラブルに遭ってしまう可能性があります。
そのためトラブルに遭った時に備えて、ロードサービスに加入しておくと安心です。
自動車保険のロードサービスとJAFのロードサービスでは補償内容が異なるため、ご自分の利用状況に合わせて最適なものを選んでくださいね。