【新車情報】2017年4月に登場した新型車まとめ
2017年4月1日~30日に発表または発売された新型車や限定車、マイナーチェンジ情報をまとめました。
BMW i8 Protonic Frozen Black
i8「Protonic Frozen Black(プロトニック フローズン ブラック)」は、専用のマットカラー「フローズンマットブラック」のボディをまとった、20台の限定車。インテリアは、ブラックを基調としてイエローのアクセントと配したもの。アパレルブランド「ANREALAGE(アンリアレイジ)」とのコラボアイテムや「BMWレーザーライト」なども装備され、2298万円。
BMW「i8 Protonic Frozen Black」
アウディA5シリーズ、3モデルが登場
2ドアクーペのA5クーペ、4ドアクーペのA5スポーツバック、オープンモデルのA5カブリオレの3モデルからなる、A5シリーズが同時フルモデルチェンジ。メカニズムや装備については、先にフルモデルチェンジしたセダンのA4とほぼ同様。それぞれにスポーツモデルの「S5」もラインナップされます。価格は、クーペが686万円~913万円。スポーツバックが546万円~913万円。カブリオレが757万円~998万円。
Audi A5 クーペ
Audi A5 スポーツバック
Audi A5 カブリオレ
フォルクスワーゲン・ポロ、2つの「マイスター」
「マイスター(職人・名人)の名が示す通り、入念に作りこまれた完成度の高い特別仕様車として、「TSIコンフォートライン マイスター」と「TSIハイライン マイスター」の2タイプを設定。TSIコンフォートライン マイスターは、純正ナビゲーションシステム「716SDCW」とLEDヘッドライトを装備して244万9000円。TSIハイラインマイスターは、「716SDCW」の装備の他、専用ボディカラー「ペッパーグレーメタリック」が設定され、268万9000円。
フォルクスワーゲン「ポロ “マイスター”」
5台だけのシボレー・コルベット
シボレー・コルベット「グランスポーツ アドミラルブルー ヘリテージ」は、コルベットの上級グレード「グランスポーツ」をベースに、青を基調とした内外装を持つ特別仕様車。「アドミラルブルー」のボディカラーは、初めて「グランスポーツ」の名を冠するグレードが設定されたときと同じ伝統的な色。内外装色の他にも、カーボンフラッシュバッジパッケージなどが装備され、価格は1280万円。たった5台だけの限定車です。
シボレー・コルベット「グランスポーツ アドミラルブルー ヘリテージ」
ポルシェ・パナメーラ「スポーツツーリスモ」
「スポーツツーリスモ」は、パナメーラのワゴンモデル。「パナメーラ4 スポーツツーリスモ」(1297万3000円)から、「パナメーラ ターボ スポーツツーリスモ」(2453万3000円)まで4タイプがラインナップされ、4月7日より予約受注が開始されました。
ランドローバー・ディスカバリー「ファーストエディション」
5代目となる新型ディスカバリーの登場を記念した特別仕様車。21インチアロイホイール、「FIRST EDITION」ロゴ入りのエッチングバッジ、歴代のディスカバリーが歩んできた軌跡を地図で表現したカルトグラフィーフィニッシャーなどが装備され、世界限定2400台のうち30台が日本で販売されます。V6 3.0Lのガソリンとディーゼルが用意され、ボディカラーとエンジンの組み合わせにより、1031万7000円~1051万7000円。
ルノー・メガーヌR.S.の最後を飾る2つの限定車
現行モデルのフィナーレを記念した特別仕様車「メガーヌR.S. 273ファイナルエディション」を発売。シルバーのボディデカールとルノー・スポールのテストドライバー、ロラン・ウルゴン氏のサイン入りシリアルナンバープレートが装着され、価格は標準車と同じ399万円~。200台が販売されます。また、限定20台の「メガーヌ ルノー・スポール(R.S.)273パックスポール」も同時発売。このモデルは、「マルケジーニデザイン軽量鍛造アロイホイール」と「アクラポヴィッチ製チタンマフラー」が装備され、419万円となっています。
スバルのコンパクトSUV「XV」がデビュー
3月より予約受けがを開始していたスバルXVが、正式にデビュー。5月24日より発売されることが発表されました。新型XVでは、従来の2.0Lモデルに加えて1.6Lモデルも加わり、ラインナップが充実。先進安全装備「EyeSight」は全車標準装備され、価格は213万8400円~267万8400円。
プジョー3008「GT BlueHDi」発表
プジョーの新型SUV「3008」のディーゼルエンジンモデル「GT BlueHDi」が発表されました。2.0Lディーゼルターボは180ps、400Nmを発生。JC08モード燃費は、18.7km/L。GT BlueHDiは、3008シリーズのフラッグシップモデルに位置づけられ、価格は426万円。導入は8月以降になるとのことです。
ランボルギーニ・アヴェンタドールSが披露
ランボルギーニの旗艦モデル「アヴェンタドール」の改良版「アヴェンタドールS」が都内で披露されました。V12 6.5Lエンジンは700psから740psにパワーアップした他、ランボルギーニの量産車で初めて四輪操舵を採用。エクステリアは、空力や冷却性能を改善した新デザインになりました。価格は4490万4433円。
プジョー208「アリュール シエロ プラス」
250台が販売されるプジョー208の特別仕様車。「208アリュール」をベースに、シエロルーフ(ガラスルーフ)、LEDルーム&マップランプ、新デザイン16インチアロイホイール、メタリックボディーカラー(4色)が装備され、価格は242万円。なお、同時に208シリーズは一部改良を受け、タッチスクリーンが日本語表示対応に。「208スタイル」の装備充実が図られました。
ボルボV40クロスカントリー「INATOMO SELECTION」
V40クロスカントリー「INATOMO SELECTION(イナトモ セレクション)」は、女性誌『STORY』のカバーモデル、稲沢朋子(イナトモ)さんがプロデュースした限定車。デニムブルーのボディカラーにアンバーレザーのインテリアがコーディネートされ、パノラマガラスルーフなどが装備されます。2.0Lディーゼルの「D4」と、2.0Lガソリンの四輪駆動「T5 AWD」が用意され、どちらも459万円。
ボルボ V40クロスカントリー「INATOMO SELECTION(イナトモ セレクション)」
トヨタ・ダイナ/トヨエースが一部改良
トヨタの2tトラック、ダイナ/トヨエースに、プリクラッシュセーフティシステムとレーンディパーチャーアラートを標準装備(LPG車を除く)。ディーゼルエンジンモデルの一部が「平成28年排出ガス規制」適合となったこと、AT車の燃費が5~7%改善されたこともニュースです。価格は417万3120円~527万4720円。
メルセデス・ベンツGLAがマイナーチェンジ
メルセデス・ベンツのコンパクトSUV「GLA」がマイナーチェンジ。フロント/リヤのデザインが刷新され、SUVらしさが強調されました。また「メルセデスAMG A45 4MATIC」はスポーティな専用デザインに。ラインナップには、184psの2.0Lターボを搭載する四輪駆動モデル、「GLA220 4MATIC」が追加されました(発売は2017年9月以降)。価格は398万円~792万円。
マツダ・デミオ、「i-ACTIVSENSE」を標準装備に
マツダは、2017年度中に日本国内で販売するデミオ、アクセラ、アテンザ、CX-3、CX-5に先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を標準装備化すると発表。その第一弾として、デミオ全車に「i-ACTIVSENSE」が標準装備されました。138万2400円~。
ポルシェ・パナメーラの最上級モデル「ターボS E-ハイブリッド」
V8 4.0Lツインターボ+プラグインハイブリッドシステムを搭載する「パナメーラ ターボS E-ハイブリッド」の予約受付けを開始。通常モデルの他、ホイールベースが150mm延長されたロングボディの「エグゼクティブ」も設定されます。価格は通常モデルが2831万円、エグゼクティブが3044万円。
三菱・デリカD:5一部改良&特別仕様車「アクティブギア」
一部改良では、Mグレードを除く全車に「ACパワーサプライ(AC100V)」を標準装備に。「クールシルバーメタリック」のボディカラーが「スターリングシルバーメタリック」に変更されました。「アクティブギア」は、オレンジのエクステリアパーツやブラックの18インチアルミホイールで、アウトドアのギア感(道具感)を表現した特別仕様車。さらに、内外装をドレスアップする「アクティブギア コンプリートパッケージ」もオプションで用意されます。価格は393万6600円(ナビ無)、376万3800円(ナビ付)。コンプリートパッケージは取付け工賃込みで18万4075円。
創業107周年記念のアルファ4C/4Cスパイダー
アルファロメオのピュアスポーツ「4C」とオープンモデルの「4Cスパイダー」に、アルファロメオ創業107周年を記念した特別仕様車「107th Edition」が登場。それぞれ、スポーツパッケージ装着車をベースに、日本未導入のカーボンパーツやスポーツサスペンション、アクラポヴィッチ製デュアルモード付きチタニウムセンターエキゾーストシステム、アルパイン製プレミアムサウンドシステムなどを特別装備したモデルです。価格は、4C/4Cスパイダーとも1070万円。
日産・デイズルークスの特別仕様車「Vセレクション」
XグレードとハイウェイスターXをベースに、両側リモコンオートスライドドアやアルミホイールを装着するとともに、専用2トーンボディカラーやプレミアムグラデーションインテリアを設定。価格は「X Vセレクション」が149万400円~。「ハイウェイスターX Vセレクション」が169万3440円~。
日産・デイズに2種類の特別仕様車
デイズは、Xグレードをベースに14インチアルミホイールと「モカ」内装を採用した「Xモカセレクション」(131万3280円~)、ハイウェイスターXに15インチアルミホイールとプレミアムコンビネーションインテリアを採用した「ハイウェイスターXプレミアムセレクション」(141万9120円~)を設定。ボディカラーは、Xモカセレクションに12色。ハイウェイスターXプレミアムセレクションには特別塗装色4タイプがラインナップされます。
アウディのコンパクトSUV「Q2」登場
アウディのSUV「Qシリーズ」の末っ子にあたるQ2は、全長4200×全幅1795×全高1530mmのコンパクトなモデル。ポリゴン(多角形)をモチーフにした、新しいデザインも特徴のひとつで、エンジンは1.0TFSIと1.2TFSIの2種類。価格は299万円~405万円。1.4Lエンジンを搭載した“1st edition”も280台限定で発表されました。「Sラインパッケージ」や「ナビゲーションシステム」などが装備され、価格は490万円。
フォルクスワーゲンUP!がマイナーチェンジ
内外装のデザインを刷新。LEDポジションランプ付ハロゲンヘッドライト(ハイトコントロール機能付)、オートライト、レインセンサー、タイヤ空気圧警告灯などを全車に標準装備するとともに、スマートフォンと連携して使用するインフォテイメントシステム“Composition Phone”がオプション設定されました。価格は158.7万円~193.8万円。同時にオーディオブランド「Beats」とコラボした「up! with beats」(172.3万円~192.3万円)と、ルーフとドアミラーをブラックまたはホワイトでスタイリッシュに仕上げた「roof UP!」(204万9000円)、2つの限定車も発売しました。
BMW X1の特別仕様車「X1 sDrive18iファッショニスタ」
X1 sDrive18i スタンダードをベースに、ミネラルホワイトのボディカラー、18インチアロイホイール、専用となるキャンベラベージュ・センサテック・レザーの内外装のコーディネート。オートマチックテールゲートオペレーションや、電動フロントシート、アクティブクルーズコントロール(ACC)など安全性と快適性を高めるアイテムも装備。価格は467万円で270台が販売されます。
ジープ・グランドチェロキー「トレイルホーク」
エクステリアは、フロントグリル、ドアミラー、ルーフレールなどにナチュラルグレ―のカラーを採用するとともに、牽引フックやバッジにレッドのアクセントを施しマスキュリンなスタイルに。専用デザインの18インチアルミホイールにはオールテレインタイヤが組み合わされ、ボディ下部の4カ所にスキッドプレートも装備し、オフロードを重視した仕様となっています。メカニズム面では、「セレクスピード™コントロール(ヒルディセントコントロール/ヒルアセントコントロール)」と「クォドラドライブII 4×4 システム」を採用。価格は599万4000円で、ビレットシルバーメタリック(60台)とダイヤモンドブラッククリスタル(40台)の2色、計100台が販売されます。
フィアット500の限定車「ナビゲーションパッケージ」
エントリーグレードの「1.2Pop(ポップ)」をベースに、純正アクセサリーのCarrozzeria 製ナビと、フィアット500のフロントフェイスをプリントしたパナソニック製車載ナノイー発生機を装備。価格は、20万円相当のアイテムを装着しながら、5.4万円高の205.2万円。限定150台。
text by 木谷宗義+Bucket
画像提供:アウディジャパン、FCAジャパン、ジャガー・ランドローバー・ジャパン、トヨタ自動車、日産自動車、ビー・エム・ダブリュー、フォルクスワーゲン グループ ジャパン、プジョー・シトロエン・ジャポン、ボルボ・カー・ジャパン、マツダ、メルセデス・ベンツ日本、三菱自動車工業、ルノー・ジャポン
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