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【最新ニュース】丸の内をEVのフォーミュラマシンが駆け抜けた!フォーミュラEデモ走行

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2016年11月23日、東京駅近くにある丸の内仲通りにて、フォーミュラEの参戦マシンによるデモンストレーションランが行われました。
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これは、「エコロジー&モビリティ フェア in丸の内」のプログラムのひとつとして実施されたもので、当日は、公道の一部を閉鎖して特設コースを設置。沿道には多くの観客が集まりました。
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デモランを行ったEVフォーミュラマシンが参戦するフォーミュラEとは、国際自動車連盟(FIA)管轄の世界初となるEVフォーミュラマシンによるレース。全レースがサーキットではなく、市街地の公道を閉鎖した特設コースで開催されることも大きな特徴です。2014年秋に1stシーズンが開幕。3rdシーズンとなる最新シーズンは、全12戦が予定されており、既に10月の開幕戦となる香港(中国)と11月の第2戦となるマラケッシュ(モロッコ)を終え、第3戦は、来年2月にブエノスアイレス(アルゼンチン)で行われます。04 05

今回は、「ABT・シェフラー・アウディ・スポーツ」チームの最新マシンである「ABTシェフラーFE02」が登場。このマシンで今シーズンを戦うルーカス・ディ・グラッシ選手自身がハンドルを握ってくれました。ルーカス選手は、フォーミュラEには1stシーズンより参戦。表彰台の回数は全選手最多を誇り、昨シーズンは、総合2位を獲得している実力派です。
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EVだけに、マシンが発するサウンドはモーターの回転音くらいのもの。ですから、これまでのマシンのような音の迫力はないものの、モーターによる力強い加速は、フォーミュラEマシンならではの魅力。その姿は、レーシングカーらしい迫力に満ちていました。わずかな時間でしたが、観客たちは、日本ではまだ見ることが出来ないフォーミュラEの興奮を味わうことが出来ました。
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走行後にルーカス選手は、「今回のデモランで、日本の皆さんにも、フォーミュラEがエキサイティングなレースであることを感じてもらえたはず。近い将来、日本にこのレースのために戻って来ることを楽しみにしている」とコメントし、日本でのフォーミュラE開催の期待を語っていました。

text & photo by OHTO Yasuhiro