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ルノーが日本で新型の導入を発表!5分で分かる!『20年7月6日週』の最新ニュースまとめ

7/6週も自動車関連ニュースが盛りだくさん!国内外問わず、自動車業界の重要なニュースをわかりやすく皆様にお届けします。

 

ホンダ 新型シビックタイプRが鈴鹿にてFF量産車最速ラップタイムを更新

ホンダは7月9日、改良新型「シビックタイプR リミテッドエディション」が鈴鹿サーキットでFF量産車として最速の2分23秒993を記録したと発表しました。

改良版シビックタイプRは足回りの改良に加え、フロントブレーキには放熱性の高い2ピースローターを採用しました。

中でも今回ラップタイムを更新した「リミテッドエディション」はシビックタイプRの中でも更に走りのパフォーマンスを追及したモデルで、専用品の20インチのBBS製鍛造アルミホイールや、ミシュランの専用コンパウンドのハイグリップタイヤを装着しています。

因みに、これまでのFF量産車最速タイムはルノーメガーヌR.S.トロフィーRが記録した2分25秒454でした。

 

参考:鈴鹿FF最速奪還!シビックタイプRがメガーヌを抜く2分23秒993を記録

 

ルノー、新型「ルーテシア」の導入を発表 10月頃を予定

ルノー・ジャポンは7月9日、新型「ルーテシア」の日本導入を発表しました。

5代目となる新型ルーテシアは、ルノー日産三菱アライアンスが開発した「CMF-B」プラットフォームの初搭載モデルとなり、今回よりハイブリッドモデルの販売も予定されています。

発売は10月頃を予定しています。

 

参考:ヨーロッパ販売台数No.1*のルノー ルーテシアの新型を10月頃に日本導入予定

 

レギュラーガソリン価格が8週連続値上がりの131.3円 前週比の0.2円高

経済産業省は、7月6日現在の石油製品の店頭現金小売価格調査の結果を公表し、レギュラーガソリンの価格がリッター当たり131.3円と前週同曜日比で0.2円値上がりしたことがわかりました。

レギュラーガソリンの価格は8週連続の値上がりとなります。

また軽油に関してもリッター当たり120.0円と前週同曜日比で0.2円値上がりしています。

 

参考:石油製品価格調査の結果

 

トヨタ、タイにて新型クロスオーバー「カローラクロス」を発売

トヨタは7月9日、タイにてカローラシリーズの新しいクロスオーバー「カローラクロス」を発表しました。

カローラクロスは「COROLLA MEETS SUV」をキーワードに、顧客の期待を超える車格感とユーティリティの両立を目指し開発した新しいSUVとのことです。

カローラクロスのボディサイズは、全長4460mm、全幅1825mm、全高1620mmで、先日発売されたハリアーと比較して全長で280mm、全幅30mm、全高は40mmコンパクトな設計となっています。

エンジンは1.8Lガソリンとハイブリッドの2種類が用意されています。

販売はタイにて先行スタートし、順次導入国を拡大していくとのことです。

 

参考:2020年07月09日  TOYOTA、カローラシリーズに「力強さ」と「機能性」を兼ね備えた新型コンパクトSUV「カローラ クロス」を追加、タイで世界初公開

 

ポルシェの電動化が着々と進行中 マカンの生産準備に入る

ポルシェは7月6日、次期マカンに設定されるEVの生産開始のために準備を進めていることを発表しました。

次期マカンのEVが生産されるのは、ドイツ・ライプツィヒ工場とされており、これまでにカイエンやパナメーラ、ベントレーの車体を生産してきました。

 

ライプツィヒ工場の組立ラインを大幅に改修し、それによって次期マカンのガソリンエンジン搭載車やハイブリッド、EVが同じラインにて生産可能となります。

参考:ポルシェ マカン 次期型にEV、生産開始に準備…ドイツ・ライプツィヒ工場

 

スバル、WRX S4の仕様を一部変更

スバルは、7月6日にWRX S4 の仕様を一部変更し、「STI Sport EyeSight」のみのグレード設定となることを発表しました。これによって、WLTCモード燃費表記にも対応しています。

 

さらに、専用のチューニングを行い、STI Sportの「上質な走りと質感の高さ」を最大限に引き出した特別仕様車「WRX S4 STI Sport♯」の販売も同時に発表しています。販売台数は、数量限定500台とされていましたが、7月6日の発表前に先行予約のみで限定台数に達しています。

 

参考:SUBARU 「WRX S4」を一部変更

 

ブリヂストン、新技術「ENLITEN(エンライトン)」の採用したタイヤをVWの電気自動車へ供給

ブリヂストンは7月9日、環境性能と運動性能を両立するタイヤ技術の「ENLITEN(エンライトン)」がVW(フォルクスワーゲン)の新型電気自動車「ID.3」のタイヤに採用されると発表しました。

ENLITENは、3次元形状のサイプと新形状のパタン、設置形状の最適化によって、運動性能・摩耗性能を落すことなく約30%転がり抵抗を低減した技術です。

また、従来品と比較して約20%の軽量化も実現し、原材料削減による環境負荷の軽減にも貢献できるといいます。

航続距離が重要な電気自動車にとって転がり抵抗の大幅低減は非常に有効であり、またガソリン車でもCO2排出量低減も可能なことから、今後グローバルに採用されるのが期待される技術です。

 

参考:環境性能と運動性能を両立するタイヤ技術「ENLITEN(エンライトン)」がVolkswagenの電気自動車「ID.3」のタイヤに採用

 

カーナビタイム、プロドライバー向けの新コース「プレミアムプラス」を設定

カーナビアプリ「ナビタイム」にて、トラックやタクシーなどを運転するプロドライバー向けの「プレミアムプラス」コースの設定を発表しました。

この「プレミアムプラス」コースでは、登録した車種の車高や車幅を考慮して、道幅の狭い道路や、高さ制限のあるトンネルを回避するルートの提示が可能になります。

また、複数の車種を登録することができるため、運転する車を切り替えることも可能。使う車種によって最適なルートでドライブをすることができます。

 

参考:『カーナビタイム』プロドライバーやヘビーユーザー向けの「プレミアムプラス」コースを新設

 

国土交通省、7月豪雨災害における自動車車検証の延長の対象地域を拡大

九州や中部地方を中心に発生した令和2年7月豪雨災害により、甚大な被害が生じています。現在でも復旧に時間がかかっている地域もあります。

国土交通省は、この令和2年7月豪雨災害によって被害の大きかった地域について、7月9日に自動車検査証の有効期限を伸長することを発表しました。対象地域は 岐阜県(高山市、中津川市、恵那市、飛驒市、郡上市、下呂市)、大分県(日田市、由布市、九重町、玖珠町)とし、自動車検査証の有効期間を令和2年8月4日まで伸長します。

 

参考:自動車検査証の有効期間の伸長措置に係る対象地域の拡大について

 

7月6週の自動車関連まとめ

「カローラクロス」の発表や「新型C4」もクロスオーバーの転身など、世界的にクロスオーバーブームが進んでいます。欧州メーカーもクロスオーバーの販売ウェイトが高く、今や高級メーカーでも力を入れて開発しています。

乗り降りのしやすさや広い室内空間などの実用性と高い走行性能の両立で、日本でも人気の高いジャンルです。

デザインも自由度が高く、滑らかで都会派なものや、高い走破性を印象付けるオフロードタイプなど多様なラインナップで選ぶのも楽しいですね。