【先週の自動車業界ハイライト】5分で分かる!『20年6月22日週』の最新ニュースまとめ

2020.06.29

6/22週も自動車関連ニュースが盛りだくさん!国内外問わず、自動車業界の重要なニュースをわかりやすく皆様にお届けします。

 

フォード、マスタングのEV版「マッハE」にクラウドを利用した正確な航続距離を予測するシステムの搭載を発表

フォードモーターは6月22日、「マスタング」シリーズのEV車である「マスタング・マッハE」にクラウドを活用した航続距離を正確に予測するシステム「インテリジェント・レンジ」を搭載すると発表しました。

このシステムは、過去の運転履歴、天気予報やほかのマスタング・マッハEモデルからのデータを活用し計算することで、より正確な航続距離を予測できるとのことです。

また、速度、地形、気候条件の変化など、さまざまな状況で使用されるエネルギー量をモニターできるため、航続予測の正確性を高めることができる、としています。

 

参考:フォード マスタング EV、クラウドを利用して航続を正確に予測

 

トヨタ、プリウスなど3車種のハイブリッド車のリコールを届出 走行不能となる恐れ

 

トヨタ自動車は6月24日、プリウス、プリウスα、オーリスの一部車両について、国土交通省へリコールの届け出をしたと発表しました。

ハイブリッドシステムにおいて、異常判定時の制御プログラムが不適切なため、極低速から急加速するような高負荷走行時等に昇圧回路の素子が損傷した場合、フェールセーフモードに移行できないことがあり、ハイブリッドシステムが停止し走行不能になる恐れがあるとのことです。

対象は2014年2月4日~2020年2月5日に製造された249,631台となります。

 

参考:プリウス、プリウスα、オーリスのリコール

 

日産、「新型カキノタネ」を発表!? 車をモチーフにした柿の種を地域振貢献活動の一環で製作

日産自動車株式会社は25日、「日産テクニカルセンター」の地域貢献活動の一環として、伊勢原市及び地元企業と共同で、日産歴代車種の形をした柿の種「新型カキノタネ」を企画・製作したと発表しました。

「新型カキノタネ」は伊勢原市が推進する地域特産品のPR活動「伊勢原うまいものセレクト」の新商品として、地元食品メーカーである龍屋物産株式会社と日産がコラボレーションしてうまれたもので、日産のデザイン本部が選定した23車種をモチーフとした柿の種の形状やパッケージをデザインしました。

 

参考:日産自動車、「新型カキノタネ」(柿の種)を伊勢原市及び地元企業と共同で企画・製作

 

VW、改良版新型「アルテオン」を発表 5ドアワゴンの「シューティングブレーク」を追加

フォルクスワーゲン社は、改良された新型「アルテオン」を6月24日に発表しました。5ドアワゴンタイプの「シューティングブレーク」を追加したほか、初採用のプラグインハイブリッド「eHybrid」はEVモードでの走行距離も長いとされています。

また、最上位グレードの「アルテオンR/アルテオン シューティングブレークR」には、ダイナミックな走りを実現させる「Rパフォーマンス・トルク・ベクタリング」を搭載していることが発表されました。

 

参考:フォルクスワーゲンが「アルテオン」の新型を発表! シューティングブレークを新たに設定

 

ダイハツ、新型小型商用車「グランマックス」を発表 トラックとカーゴの2車種の展開

ダイハツは、6月22日に新型小型商用車「グランマックス カーゴ」と「グランマックス トラック」を9月4日に発売することを発表しました。

トヨタの「タウンエース/ライトエース」の兄弟車として登場した「グランマックス カーゴ/グランマックス トラック」ですが、それぞれの最大積載量は「グランマックスカーゴ」が750Kg、「グランマックストラック」は800Kgとされ、軽自動車よりもさらに多くの荷物を載せることができるようになりました。

衝突回避支援ブレーキ機能をはじめ、AT車にはブレーキ制御付誤発進抑制機能など、6つの機能を搭載しています。

 

参考:ダイハツ 逆輸入車で新商用車ブランド「グランマックス カーゴ」「グランマックス トラック」を発表

 

BMW、iPhoneで施錠・開錠・エンジン始動可能なデジタルキーを発表 7月以降の生産モデルに採用

6月22日、ドイツBMWは自動車メーカー初の技術となるiPhoneを使ったキーシステム「BMW デジタルキー」を発表しました。

Appleの年次開発者会議「WWDC 2020」にて発表されることとなった「BMWデジタルキー」ですが、ドアの開錠施錠をはじめ、エンジンの始動まで、これまでのキーと同じようにiPhoneを使うことが可能になることが開かされました。

 

5人まで、オンラインでキーを共有することが可能なため、直接キーを渡したりする必要もありません。日本への導入ははっきりしていませんが、世界45ヶ国で展開することがわかっています。

 

参考:iPhoneで開錠やエンジンスタートができるデジタルキーをBMWが7月以降の生産モデルに採用

 

マツダ、国内全工場で昼夜2勤にて操業を再開 7月中を目途に

6月23日、マツダは日本のすべての工場において操業を再開する旨を発表しました。その背景には、新型コロナウイルスによって縮小傾向にあった経済活動が再開されはじめ、自動車の需要が回復傾向にあることが挙げられています。

生産と供給を調整しながら在庫の適正化を進めるとしており、操業停止日を作らず、前年度4割程度の生産台数だった6月から、7月には前年度比8割まで回復させる計画を立てています。

 

参考:マツダ、日本の全工場で2直操業を再開

 

ホンダ、改良版「シビックタイプR」発売延期を発表

6月25日、ホンダは新型コロナウイルスの感染拡大に伴う生産活動への影響により、「シビックタイプ R」の発売延期を発表しました。当初、今夏の販売が予定されていた改良版「シビックタイプR」ですが、日本限定200台、サンライトイエローのリミテッドエディションが即完売したことも記憶に新しいのではないでしょうか。

各部に細かい改良を施し、より操縦性を追求した「シビックタイプR」の正式発表日に期待が高まります。

 

参考:「CIVIC TYPE R」マイナーチェンジモデル発売延期について

 

ジェイテクト、電食を防止する電動車駆動モーター用軸受を開発

自動車部品製造メーカーのジェイテクトは6月23日、電気自動車やハイブリッド車の駆動モーター向けで、電流が通過することで発生する電食(スパークが発生し、接触部の表面が溶融する損傷)を防止する軸受を開発したと発表しました。

電食の発生により、軸受の振動や摩耗による性能低下に繋がりますが、従来は絶縁性能に優れたセラミックボールを使用する為、コストが高いという課題がありました。

今回開発された軸受は、軸受鋼の外回りに特殊なコーティングを施すことで電食を防ぎ、尚且つ低コストでメンテナンスフリーを実現しました。

この技術により、EVやハイブリット車がより手が届きやすくなることが期待できます。

 

参考:電動車駆動モータ用電食防止軸受の開発

 

NASCARカップに参戦の黒人ドライバーに差別的行為

NASCARは6月21日、リチャード・ペティ・モータースポーツの黒人ドライバー、バッバ・ウォレスのガレージから縛り首に使われる縄が発見されたと発表しました。

この引き結びがされた縄は差別行為として、黒人が住む家の前などに置かれることがあるそうです。

この行為に対し、NASCARは直ちに調査を開始し、事件の犯人を特定し、この件に関わった人物をNASCARから排除する為には可能な事は全て実行すると声明を発表し、憤りを露にしました。

 

参考:NASCARカップ唯一の黒人ドライバーに差別的行為。シリーズ側は「犯人をこのスポーツから排除する」と激怒

 

6月22週の自動車関連ニュースまとめ

新型コロナウイルスの影響で、暗いニュースの多かった自動車業界でしたが、日産の歴代車種の形をした柿の種「新型カキノタネ」の話題など、ちょっとユニークなニュースも飛び込んでくるようになりました。

マツダの日本工場で操業が再開されることが決定するなど、これまで落ち込んでいた新車需要の回復が見込まれています。今後も明るいニュースが増えてくることを期待しましょう。