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【ドライブ】夏休み特集 ヘルシーストレッチ Vol.02 首こり肩こりからくる頭痛を和らげよう!

同じ姿勢が続く車内は、首こり、肩こりが発生しやすい環境です。とくに渋滞中は、長時間車内に閉じ込められることになるので、首・肩こりは悪化し、それが頭痛につながることも。クルマでの移動中の頭痛は辛いものです。そこで今回は、首・肩こりが引き金となった頭痛を和らげるストレッチをお教えしましょう。

首まわりの筋肉をほぐす

シートまたは椅子に座り、息を吸って背筋を伸ばし、息を吐きながら首を右に倒します。倒したら、左手を体の横に置きます。もっと伸びを強めたい方は、左手を体から離したり、右手を頭の上に置いたりして、手の重みで首の横側をさらに伸ばします。そのまま3~5呼吸キープ。反対側も同様に行います。

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顔を正面に戻して息を吸って背筋を伸ばし、息を吐きながら頭を右斜め下に倒します。強度を強めたい方は、左手は頭と対角線上になる位置に手をつき、体から少し離したり、右手を頭の上に置いたりして、肩から首にかけての筋肉を伸ばします。同じように3~5呼吸キープ。反対側も同様に行います。

exercises for the neck and head. vector illustration

再び顔を正面に戻して、息を吸って背筋を伸ばし、息を吐きながらアゴを上に上げて目線は上へ。息を吐ききったら、息を吸いながら正面に戻り、息を吐きながらアゴを引いて頭を下に下げます。頭の重みで首の後ろ側を伸ばします。2呼吸キープしたら、顔を正面に戻します。正面に戻したら息を吸いながら首を右回し。後ろまでいったら、息を吐きながら前に戻ります。ゆっくりともう一回繰り返します。反対側も同様に行います。

背中の筋肉を呼吸で和らげる

腰から肩、腰から首と背中の筋肉はつながっています。背中の筋肉が硬くなることも肩こりの原因のひとつ。そこで背中の筋肉をほぐします。座骨(太ももの付け根にある骨)でしっかりと座り、息を吸いながら腰から背中をそらして目線を上に。息を吐きながら背中を丸めて目線はおへそ。この動きを3~5回、ゆっくりとていねいに呼吸と連動させて動かします。

肩甲骨を動かしてリフレッシュ

右手を右肩に、左手を左肩に置きます。肘を出来るだけ遠くに回すように意識して、息を吸いながら肘を前から上に上げ、息を吐きながら後ろに回します。これを5回繰り返します。終わったら、後ろから前へ肘で円を描くように回します。息を吸いながら肘を後ろから上へ、息を吐きながら上から肘を下に下して前回し。同じく5回。肩甲骨まわりの筋肉がほぐれて肩まわりのこりがラクになるはずです。緊張していた筋肉がゆるむのでリフレッシュ効果もあります。

text by :鈴木珠美/beecar編集部 インナービューティ講師, edit by 木谷宗義

▼Vol.01熱中症予防と体内の熱をクールダウンする呼吸法
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