宮内庁御用達のクルマって?!意外と知らない「御料車」

2015.11.26

出典:http://withnews.jp/

 

天皇や皇族のために特別に仕立てられ、公式行事などで使用される「御料車」

いったい、どんなクルマが使用されているのでしょうか?今回は、そんな御料車についての問題です。

 

2級(第2回)

御料車(ごりょうしゃ)とも呼ばれる皇族専用車であった「日産 プリンスロイヤル」は、老朽化などから後継車が2006年から使用されています。その車名は次のうちどれですか?

①トヨタ クラウンロイヤル
②レクサス LS600hL エグゼクティブパッケージ
③トヨタ センチュリーロイヤル
④マイバッハ62

 

どれも御料車にふさわしい車種ですね。はたしてどれが正解なのでしょうか?

 

 

 

 

市販のセンチュリーとは別物!

 

 

出典:https://ja.wikipedia.org/

 

現在の「御料車」は、2006年から宮内庁へ納入されている「センチュリーロイヤル」

 

全長6,155mm、幅2,050mm、高さ1,780mm、車両重量2,920kgと、その姿は堂々としたもので、「センチュリー」の名前こそついていますが、もはや市販の「センチュリー」とは別物と言っていいでしょう。

 

御料車専用として開発されたため、詳細スペックは公表されておらず、もちろん一般向けには販売されていません。

 

8人乗りのリムジンボディには観音開きドアが採用され、大きくとられたグラスエリアの窓ガラスは防弾仕様

前席は耐久性重視の革張り、後席は滑りにくい布張りと、古典的なリムジンの様式に沿ったしつらえです。

天井には和紙、随所に天然木を使用するなど、日本の伝統工芸もふんだんに取り入れています。

 

ということで、正解は③トヨタ センチュリーロイヤルでした!

 

それでは、他の選択肢も確認してみましょう。

 

 

 

①トヨタ クラウンロイヤル

 

出典:http://toyota.jp/

 

 

日本を代表する高級車であり、14代にわたって生産されている長寿モデル。企業の社用車個人タクシーなどの法人需要もありますね。

現在、ロイヤルシリーズは、直4 2.5Lハイブリッド、V6 2.5LエンジンにRWDと4WDの組み合わせでラインナップしています。

 

 

②レクサス LS600hL エグゼクティブパッケージ

 

出典:http://lexus.jp/

 

 

レクサス最上級車種LSの最上級グレードです。その名の通り、エグゼクティブ・ビジネスパーソン向けに設計され、後席には、リラクゼーションシステムやオットマン、エンターテイメントシステムなどを標準装備して、4名および5名乗車仕様をラインナップしています。

 

 

 

 

④マイバッハ62

 

出典:http://www.autopark.blogspot.jp/

 

 

マイバッハは、その名を復活させる形で2002年に新設されたメルセデス・ベンツの高級車ブランドです。メルセデスSクラスよりも高級高性能であることを目指し、当時の最高技術を投入していました。62とは、ロングボディの全長約6.2mを意味しています。
 

 

現在、マイバッハブランドは廃止されましたが、現行Sクラスの上級グレードに「メルセデス・マイバッハ」のサブブランドで復活しています。

 

 

 

前任の御料車は38年も活躍!

出典:https://www.jsae.or.jp/

 

 

「センチュリーロイヤル」が活躍する以前に使用されていたのは、1967年に納入された「プリンス ロイヤル」でした。

実に38年もの間、御料車として活躍しましたが、老朽化および部品の入手が困難になってきたことから、日産自動車が宮内庁へ使用停止を勧めたそうです。

 

この「プリンスロイヤル」も御料車専用に開発されたため、一般向けに販売されていません。

国産車初の皇室専用車であり、まさに「由緒正しきクルマ」と言えるでしょう。