中古車を購入する時の注意点とは?選び方・買い時など徹底解説!

中古車の市場は縮小傾向にあると言われていましたが、ここ最近で軽自動車や低価格帯の中古車を中心に若干の拡大傾向にあります。

昨今の情勢など、様々な理由があると思いますが「新車じゃなくても条件が良ければ中古車で十分」と思う方も増えてきているようです。

今回は中古車を購入する際の注意点や、確認しておくべきポイントなどを詳しく解説していきます。

中古だから状態が悪いとは限りません。探している条件に合う、良い中古車を見つけられるようポイントを抑えておきましょう。

中古車を購入するときの注意点①:費用

中古車を購入するときの注意点①:費用

この車に決めた!」と思ってもまだ確認しておくべきことはあります。

実際にその中古車を販売する業者との間で契約をするにあたり書類にはしっかり目を通し、見落としがないよう気を付けましょう。

 中古車は車自体の値段に極端な差が付くことは少なく、諸費用や中古車買取業者への代行費用などで差がつく傾向にあります。

普段から車を売買している訳ではない私たちからすれば、よくわからない費用が多くかかっている気がしてしまいます。それぞれの費用などについて基本的な内容を把握しておきましょう。

重複して計上されたり、本来発生してない費用を請求されるようなことも稀にあるようです。気になった項目はしっかり確認しておきましょう。
契約時に注意して見ておく項目
  • 登録手続き代行費用
  • 査定費用
  • 整備費用
  • 納車費用

上記以外の見慣れない項目の費用が目についたら必ず販売業者に確認を取るようにしましょう。前述のように内容が重複している費用があるかもしれません。

悪意的にやっているものではなくても手違いで重複してしまっている可能性もありますので、まずは確認です。

1,登録手続き代行費用

中古車を購入するときの注意点①:費用

登録手続き代行費用」は「検査登録代行費用」や、単に「登録費用」という形など名称はさまざまです。陸運局に購入予定の中古車の名義変更をしてもらうための費用です。

 自分で行うことも可能なのですが、前の所持者の実印が押されている譲渡証明書などが必要になってしまう都合で業者に任せるのが一般的です。

この金額の上下で最終的な価格は大きく変わってしまいます。費用は1万円台後半というところから5万円近くまでなることもあります。

自分で行う場合は名義変更移転登録等を行う必要があります。申請書自体も複数になり、それぞれに記入をして手数料納付書などを添付して提出する必要があります。

手続き自体も煩雑で、必ずしも近くに陸運局がある訳ではありません。不備があって出直す必要が出たりすると大きな手間になってしまいますね。

2.査定費用

中古車を購入するときの注意点①:費用

下取りがある場合にはその車を査定してもらう必要があるので「査定費用」が発生します。査定費0円となっている販売店も多く、かからない場合もあるのですが事前に確認は取っておきましょう。

下取り車の状態を確認して初めて下取り価格が出るので必要な費用ではあります。

3.整備費用

整備という言葉が様々な項目に絡むため判断が難しい費用です。基本的には車を購入者に引き渡す前に整備をしておくので必要な整備費を計上しているものです。

 一般的には「納車整備費用」となっていることが多いのですが、車検切れの場合などは「車検整備費用」という形で記載されていることが多いようです。

整備と一言で言ってもどのような内容か、資格のある整備士がしてくれるのか、整備記録はしっかりつけてくれるのかなど確認する項目も多いので注意です。

購入前に試乗等した際に気になったポイントを修理してもらえるかなどもしっかりと確認しておきましょう。

注意点

注意が必要なのは「納車整備費用」と「車検整備費用」を別々に請求される場合もあるということです。念のために覚えておきましょう。

 中古車検索で値段等をチェックする時に「整備付き」や「整備済み」となっていれば費用は発生しません。

この場合もいざ明細が出たら整備費がかかっているという場合もありますので注意しておきましょう。

値段は安いけど整備費で思った以上になってしまう車もあります。大事なことは詳細をしっかり確認しておくことですね。

4.納車費用

中古車を購入するときの注意点①:費用

納車費用は車を購入した後に、購入した車を自宅まで運んでもらう為の費用です。金額は業者によって変わりますが運ぶ距離が長ければ当然上がる傾向にあります。

 場所によっては自分で車を取りに行くこともできると思いますので、少しでも節約をしたい人は取りに行っても問題ないか確認しておきましょう。

自分で取りに行く場合は発生しない費用ですので、最終的な明細に納車費用が含まれていないかどうかの確認もしておきましょう。

中古車を購入するときの注意点②:必要書類

当然ですが購入の際には様々な書類が必要になります。中古車であっても車一台ですので安い買い物ではありません。必要な書類は不備がないようしっかりと確認をして提出しましょう。

必要書類・モノ(例)
  • 委任状
  • 車庫証明書
  • 任意保険の切替書類
  • 免許証
  • 実印

大きく分けると中古車販売店側が用意してくれるものと、自分で用意するものの2つに分類できます。大事な契約書類ですので可能な限り控えもとっておきましょう。

店側が準備してくれる書類

中古車を購入するときの注意点②:必要書類

委任状は購入予定の中古車の登録や名義変更などを販売店に委任するために必要です。基本的には販売店が用意するものですので、確認の上で署名捺印をしましょう。

任意保険は元々持っていた車の物を引き継ぐ場合は保険会社に連絡すれば問題ありませんが、購入にあたって切り替える場合は該当の書類が必要になります。

 下取りがある場合は下取りしてもらう車の車検証・自賠責保険証・リサイクル券・納税証明書なども必要になります。

手続き後に受け取る控えやその他の書類を含めるとかなりのボリュームになります。手続き中から重要書類はひとまとめにしておくと便利です。

下取りを含めて契約をする場合は譲渡証明書が必要になります。これも販売店側が用意してくれるので目を通してから署名捺印しましょう。

自分で用意する書類(モノ)

中古車を購入するときの注意点②:必要書類

自分で用意する主なものは車庫証明書免許書及び実印です。実印は同時に印鑑証明書も必要となります。印鑑登録をしていない場合はまず登録からとなってしまうので早めに準備しておきましょう。

 前の車から任意保険を継続する場合は自分で保険会社に連絡し登録する必要があります。忘れずに連絡をしましょう。

車庫証明は持ち家か賃貸かで変わってきます。前の車で契約していても再度提出が必要です。

持ち家なら警察署に必要書類を提出、賃貸の場合は該当駐車場の保管場所使用承諾証明書を管理会社に発行してもらって提出する流れになります。

車庫証明は販売店が代行してくれることもありますが、大体の場合費用として手数料が発生してしまいます。

中古車を購入するときの注意点③:買い時

中古車を購入するときの注意点③:買い時

中古車の需要が高まる時というのは実際にあります。世間一般で車が急に必要になるタイミングといえば予想がつくかもしれません。

ここでは中古車の買い時について詳しく解説します。

すぐにでも必要という場合でも時間が許す限り値段や条件の検討はするべきでしょう。

中古車市場が活発な時期

中古車業者は誰かから車を買い取らないことには商品が増えません。なので需要が高まる時期に向けて在庫を増やし、需要の高い時期は出来るだけスムーズに1台でも多く販売したいと考えているでしょう。

 3~4月の年度末から年度初めにかけてのシーズンなど、需要が高まる時期は値段の変動も激しいので見極めが必要です。

子供の卒業入学で送り迎えが必要になったり、仕事も転勤などで車がないと非常に不便な環境になってしまうことなどから、急いで車を購入する人が増える傾向にあります。

3月末で決算の中古車業者は3月中に1台でも多く販売したいと考えているので狙い目かもしれません。

中古車を購入するときの注意点③:買い時

もう一つは中間決算や前期後期で転勤がある場合などが該当する9月です。

需要が高まる時期は多少高くても売れるだろうと思う反面、ライバル社も活発に動いている時期ですので金額以外にも様々なアピールを展開しているでしょう。

他にはキャンピングカーならゴールデンウィーク前や夏休み前、4WD車は冬前に需要が上がったりもするようです。

自分にとって本当に必要なタイミング

自分にとって本当に必要なタイミング

上記のようなタイミングで車が必要になる人が多いのは事実ですが、それ以外でも必要になるケースはあります。しかし、車を選んで買ったら即乗って帰れる訳ではありません。

 必要な書類などもあるので契約までも数日を要します。また契約完了から早くても数日がかかり、1週間程度かかることもよくあります。

少しでも無駄な時間を減らすために必要な書類をしっかり揃えるのは当たり前で、その内容に不備がないかなども予めチェックをしておきましょう。

また、当然ですが車検が切れている車はすぐに引き渡せませんし、納車整備が済んでいない車もすぐには引き渡せません。

「買いたい時が買い時」とも言いますが、いつまでに欲しいと日程が決まっているなら逆算して必要な期間を計算しておきましょう。

中古車を選ぶ3つのポイント

中古車を選ぶポイント

ほとんどの人が車を買おうと考えた時点で車種など大体のイメージを持って車を探しているでしょう。

家族で出かけるのに6人乗り以上じゃないと全員乗れない、仕事で使う上に1人で動くから小さくて構わない、など様々なシーンを想定しているはずです。

 ネットで中古車専門サイト等を利用して探す場合もメーカーや車種などを入力して該当する車を絞り込むのが基本です。

国産車だけでも膨大な種類の車がありますので、条件に合う車を探してみると意外と知らない車種なども候補に挙がってきます。

メーカーや車種にこだわりがある場合はやむを得ませんが、中古車は全く同じ条件の車はありません。せっかくの機会ですので色々な車を見てみるのも良いでしょう。

多少古い車でも状態がよく、条件に合う車があれば十分検討の余地はありますね。
中古車を選ぶ際の主なポイント
  • 予算と車種が適当であるか
  • 実車を確認・試乗できるかどうか
  • 車の状態に問題がないか

もちろん他にも様々な条件がありますが、中古車を選ぶ上で大きくはこの3つが特に重要になってきます。大きな買い物ですので後悔のないように十分チェックしてから購入の決断をしましょう。

気になったところや不明な点は業者の担当さんにどんどん聞きましょう。

1.予算と車種が適当であるか

中古車を選ぶ3つのポイント

どちらももう決まっているという方も多いとは思うのですが、予算はなにも車の購入の費用だけを考えるものではありません。

そもそも購入の時点で諸費用が多種かかりますし、中古車ですので値段が安めだと思ったら車検直前車検切れということもあります。

 乗り換えであれば駐車場代は問題ないことも多いですが、車のサイズなどが大きく変わると燃費も変わってきます。

今までと税金や保険金も変わる可能性があるので注意が必要です。また他には普段乗るだろう人数や、用途に応じた使い方がちゃんとできるかなども重要です。

定員数はギリギリ満たしていても乗りづらいという場合や、荷物スペースがなくなってしまって乗れても使いにくいという場合もあります。

その車を買ったあとの生活を想像してみましょう。欲しいと思っている車があなたの生活に最適とは限りません。

2.実車を確認・試乗できるかどうか

中古車を選ぶ3つのポイント

最近はネットの中古車検索サイトを使う方も増えているので、実物を見る機会が減ってきていると思います。それでも実際に見てみないとわからないことも多いです。

条件が良い中古車が見つかっても実車は他の県など遠方にある場合、輸送費が別にかかってしまうこともあります。

 車の状態はもちろんですが、車内の匂いやドアの開け閉めに問題がないかなど直接確認してみないとわからないことも多いです。

また試乗は出来ない場合も多いのですが、エンジンをかけたり乗り降りをしたりできるだけでも分かることは多いです。

ドアやロックがスムーズに動いているか、シートやハンドルが劣化していないか、エンジン音に違和感はないかなど普段車に乗る際に行う一連の動作は試しておきたいです。

カーナビやエアコン、カメラなどに故障がないか確認しておくことも重要です。購入後には修理対応をしてもらえない場合もあります。

3.車の状態に問題がないか

中古車を選ぶ3つのポイント

試乗で分かることも多いですが、一見するとわからないような問題を抱えている場合もあります。

大きな事故後に修理をしている事故車や一度冠水している冠水車などは目に見えない不具合を抱えている可能性があります。

 販売店には「瑕疵担保責任」があるので購入者に説明をする必要があり、整備手帳を確認できればどのような整備がされてきたのかを確認することもできます。

電装系もON/OFFくらいは通常に動いていても、操作をしているうちに違和感に気づくこともあります。可能であれば自分でそれらの操作もさせてもらえるようお願いしてみましょう。

信用できる業者選びも良い中古車と巡り会うためには大事ですね。

中古車に関するよくある質問

中古車を買う時に注意しておくべきことは?
車に求める条件を満たしているかと、自分の予算には注意が必要です。何人乗りの車が必要なのか、荷物スペースがどのくらい必要なのかの確認。また車の値段以外にかかる費用や維持費の計算も必須です。
実車を見る時に注意するポイントは?
傷やへこみなどの確認に目が行きがちですが、ドアや窓の開閉に問題がないか、電装等の直接目に見えない部分に問題ながないかなど可能な限りチェックしておきましょう。試乗ができるのならば試乗しておくことをおすすめします。
事故車や水没車かどうか等はわかるの?
車の骨格部分に修復歴があるかなどは買い手に告知する義務があります。水没車などの訳ありの車は電装にトラブルがあったりするので、注意深く確認していくことで判別しましょう。販売業者に直接聞いてしまうのも手です。
契約の際に確認しておくべきことは?
様々な費用や中古車業者の手数料などの内訳はしっかり確認しておきましょう。中には自分で行うことで費用をなくすことができる項目もあります。
購入手続きに必要なものは?
名義変更などに必要な委任状、車庫証明書、免許証、実印などが必要です。下取りがある場合は譲渡証明書などの書類も必要になります。
中古車の買い時はあるの?
基本的には市場が活発になる3~4月と9月辺りがおすすめです。必要な時に間に合うように、かかる時間なども逆算して早め早めに行動しましょう。
購入した車はいつ納車されるの?
大体の場合1週間前後必要なようです。車検切れの車や整備が済んでいない車は納車までに時間がかかるので、急いでいる人は避けた方が無難です。

まとめ

今回は中古車を買う際に注意すべき点や、想定しておくべきことなどをまとめました。

中古とは言っても車は車、決して安い買い物ではありません。購入から数年、もしかすると10年近く乗ることになるかもしれない車です。

今回の記事で紹介したポイントを念頭に置いて、納得できる一台を信頼できる中古車販売業者から購入しましょう。

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