自動車保険相場

自動車保険には、さまざまな保険会社やプランがたくさんあります。たくさんありすぎて、どれを選んだらいいのかわからずに迷っている人は多いです。

自動車保険で損をしたくないのであれば、自動車保険の相場や目安を知っておくことは重要でしょう。こちらでは20代~60代までの年齢別の相場や金額の目安をご紹介します。

この記事でわかること
  • 自動車保険の金額を決める5つのポイント
  • 自動車保険の相場(20代・30代・40代・50代・60代)
  • 等級別、車種別自動車保険の相場・目安

自動車保険は、各年齢・等級・車種での保険料相場を加入前に知っておき、比較検討することが大切です。

自動車保険料を決定する5つのポイント

各損害保険会社によって定めた料率で保険料は決定されているため、全く同じ保障内容でも月々の金額は異なってきます。各社共通して保険料を決定する要素は大きく分けると5つと言われています。

保険料に関わる5つのポイント
  1. 年齢
  2. 等級
  3. 運転免許証の色
  4. 運転者の範囲・使用目的
  5. 車種・型式

一般的に自動車保険は公平性を保つため、これまでの集計データから事故を起こすリスクを各項目ごとに割り出した保険料率で自動車の保険料を決定しています。

過去のデータ上、事故実績が少ない年齢・等級・車種など上記の条件が揃うほど、保険料は安く抑えられます。

1年齢

自動車保険料を決定する5つのポイント

自動車保険は、各年代によって料率区分されています。

 一般的に年齢が上がると自動車保険料率は下がり、保険料は安くなる傾向にあります。

この記事では年代別の自動車保険料相場についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

等級

道路

自動車保険料を算出するひとつに、1〜20等級の「ノンフリート等級別割引制度」があります。「ノンフリート等級別割引制度」では、等級に応じた割引率を決定し、保険料に影響を与えます。

免許取り立てである新規加入時は6等級からスタートし、契約日から1年間無事故であれば、翌年の等級は7等級になります。

等級と割引率は1年ごとに上がっていきますが、事故で保険を適用した場合には等級が下がり、保険料がまた高くなってしまう仕組みです。

 

 等級が低くすぎる場合(2等級未満)は、他社への保険切り替えができない場合があります。

運転免許証の色

車 運転免許証

5年間無事故無違反のゴールド免許の保有者は、「優良ドライバー=事故のリスクが低い」という理由から「ブルー」や「グリーン」の免許に比べて保険料が安くなる傾向にあります。

 契約期間途中にゴールド免許になった場合、次回継続の手続きで免許証の色を申請すると翌年度の保険料から割引が適用されます。

運転者の範囲・使用目的

街 車

自動車保険料は、運転者の範囲使用目的でも異なります。

 運転者の範囲が本人限定の場合など、補償の範囲が狭くなるほど保険料は安くなります。一方で、「配偶者」「同居の家族」「限定なし」と補償範囲が広い分だけ保険料は上がります。

自動車の使用目的は、使用頻度の高い順に「業務」「通勤・通学」「日常・レジャー」の3つに分類されます。保険料は、使用頻度が高いほど割高となります。

運転者範囲や使用目的の申告が間違っていると、事故が起こったときに補償がされないため、使用目的・範囲は申込時に正しく申告しましょう。

車種・型式

自動車 黒

保険料は、車種・型式によって直近の事故実績に基づく「型式別料率クラス」で算出しています。「型式別料率クラス」は、1〜17クラスまでで設定されており、毎年料率の見直しが行われます。

「型式別料率クラス」は数字が高いほど、保険料が高くなる仕組みです。
 コンパクトカーや軽自動車は料率クラスが低く保険料は安い傾向にあり、スポーツカーや高級外車などでは料率クラスが高く保険料は割高になる傾向にあります。

新車である場合やAEB(衝突被害軽減ブレーキ)などの安全装備のある車種である場合、保険料割引が適用されます。

損害保険料率算出機構から車の型式別料率クラスを調べることができます。

20代の自動車保険料の相場

ここからは20代の自動車保険料の相場を確認していきます。20代は前半と後半で保険料に大きな違いがあるため、それぞれ分けて紹介します。

20代前半(21〜25歳)の自動車保険料相場

自動車 白

20代前半の保険料相場を推定する条件
  • 等級:6等級
  • 免許の色:ブルー
  • 予想走行距離:3,000km以下

25歳までの間に免許を取得した場合、多くの人が6等級前後からはじまります。20代前半は保険料率が高く、各世代の中で最も高い保険料が特徴です。

参照:https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde151.html

親と同じ保険会社の場合、親の等級をわけてもうことにより6等級よりも高い等級からスタートさせることができます。
ホンダフィットの場合
  • 車両保険なし 51,380円
  • 車両保険あり(一般形)) 96,780円
トヨダ ヴィッツの場合
  • 車両保険なし 52,510円
  • 車両保険あり(一般形)) 106,850円
ニッサン ノートの場合
  • 車両保険なし 60,540円
  • 車両保険あり(一般形)) 139,090円

車両保険なしでもそれなりに高い保険料であることがわかりますね。

20代後半(26〜29歳)の自動車保険料相場

自動車保険

20代後半の保険料相場を推定する条件
  • 等級:12等級
  • 免許の色:ブルー
  • 予想走行距離:7,000km以下

20代後半になると6等級からスタートした等級が12等級くらいまであがっている人もいます。人によってはゴールド免許になっていてもおかしくない年齢です。

今回の比較では、免許の色をブルーとして計算していますので注意してください。

参照:https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde152.html

20代後半になると運転になれレジャーなどに車を使うことも増えてきます。
トヨタ カローラの場合
  • 車両保険なし 26,180円
  • 車両保険あり(一般形) 51,100円
トヨタルーミーの場合
  • 車両保険なし 25,430円
  • 車両保険あり(一般形) 52,950円
ニッサン ノートの場合
  • 車両保険なし 34,880円
  • 車両保険あり(一般形) 76,170円

20代前半の時と比べると、自動車保険料に半額近く差が出ています。等級の重要性がわかるでしょう。

30代・40代の自動車保険料の相場

ここからは20代の自動車保険料の相場を確認していきます。30代・40代は事故が少なく保険料が比較的安い年齢といわれています。事故は少ないものの免許の色や等級にはバラつきがあるのが特徴です。

30代の自動車保険料相場

自動車保険30代

30代の保険料相場を推定する条件
  • 等級:12等級~15等級
  • 免許の色:ゴールド
  • 予想走行距離:7,000km以下
30代で大きな事故を起こしていなければ、12等級~15等級くらいになっている可能性があります。違反の場合は、ゴールド免許がはく奪されブルーに戻ってしまいますが、等級には影響しません。
30代の自動車保険料の相場は、12等級~15等級の2つの条件で計算していきましょう。
参照:https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde153.html
トヨタ C-HRの場合
  • 車両保険なし 19,510円~18,400
  • 車両保険あり(一般形) 42,180円~39,770
トヨタ シエンタの場合
  • 車両保険なし 17,920円~16,910
  • 車両保険あり(一般形) 41,470円~39,100
ホンダ フリードの場合
  • 車両保険なし 16,920円~15,980円
  • 車両保険あり(一般形) 41,090円~38,750

20代後半と比べるとさらに安くなっているのがわかります。12等級と15等級だと1万円程度のひらきがあることがわかりました。

40代の自動車保険料相場

40代の保険料相場を推定する条件
  • 等級:15等級
  • 免許の色:ゴールド
  • 予想走行距離:7,000km以下
続いて、事故率が低いという40代の自動車保険料相場を見ていきましょう。事故率が低いということで、等級を15等級に設定してみました。
参照:https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde154.html

40代は家族ができて、通勤・街乗り・レジャーなど車をよく使うことが多くなる人もいます。
トヨタ ヴォクシーの場合
  • 車両保険なし 17,100
  • 車両保険あり(一般形) 40,980
ニッサン セレナの場合
  • 車両保険なし 17,810
  • 車両保険あり(一般形) 44,640
トヨタ C-HRの場合
  • 車両保険なし 18,020
  • 車両保険あり(一般形) 39,560

30代から40代にいたっては、保険料に大きな差はありません。しいて言うなら数千円程度です。

50代・60代の自動車保険料の相場

ここからは20代の自動車保険料の相場を確認していきます。50代・60代はこれまで事故を起こした経験があるかどうかで保険料が大きく変わってくる年代です。

50代の自動車保険料相場

50代の自動車保険料相場

50代の保険料相場を推定する条件
  • 等級:15等級~20等級
  • 免許の色:ゴールド
  • 予想走行距離:7,000km以下

50代になると、無事故無違反のゴールド免許を持つ人も増えてきます。事故が少ないということは、それだけ保険料相場も低くなる傾向にあります。

参照:https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde155.html

ゴールド免許を持っているということは保険の等級もあがっているはずです。
トヨタ ヴェルファイアの場合
  • 車両保険なし 19,490円~14,310円
  • 車両保険あり(一般形) 60,800円~44,900
ニッサン セレナの場合
  • 車両保険なし 17,790円~13,060
  • 車両保険あり(一般形) 45,870円~33,850
トヨタ ハリアーの場合
  • 車両保険なし 21,300円~15,660
  • 車両保険あり(一般形) 54,770円~40,430

50代になると40代の時とあまり大差ない保険料になります。等級や免許の色によっては、やや高くなってしまう場合もあるようです。

60代の自動車保険料相場

60代の自動車保険料相場

60代の保険料相場を推定する条件
  • 等級:20等級
  • 免許の色:ゴールド
  • 予想走行距離:3,000km以下

60代になると高齢ドライバーとみなされ、事故のリスクが増加すると考えられています。しかし走行距離も低く見積もられるため、保険料は

参照:https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde156.html

60代にさしかかると、若い時に比べて走行距離が落ちるケースが多いです。
トヨタ プリウスの場合
  • 車両保険なし 12,420
  • 車両保険あり(一般形) 34,850
トヨタ アクアの場合
  • 車両保険なし 16,090
  • 車両保険あり(一般形) 32,850
ホンダ フィットの場合
  • 車両保険なし 13,460
  • 車両保険あり(一般形) 26,620

やはり、40代や50代の時と比べるとやや高くなってしまう傾向にあるようです。

【等級別】自動車保険料の相場を比較

天秤

20等級まである等級の割引率は、各損保会社によって定められているものですが、一般的に割引率は最大で64%前後にまで上がり、自動車保険料の決定に大きく関係します。

今回は比較的事故の少ないといわれている30代を前提に計算しました。等級が違うごとにどれだけ保険料が変わるのかを見ていきましょう。

※:https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde153.html

あくまでも相場です。くわしい金額を知りたい人は任意の保険会社に直接問い合わせるようにしましょう。

6等級の自動車保険料相場

トヨタ シエンタの場合
  • 免許の色:ブルー
  • 年間走行距離:7,000km以下
  • 割引:インターネット割引(1万円)、証券ペーパーレス割引(500円)
  • 車両保険なし:30,960円
  • 車両保険(一般型)あり:71,820円
ホンダ フリードの場合
  • 免許の色:ブルー
  • 年間走行距離:7,000km以下
  • 割引:インターネット割引(1万円)、証券ペーパーレス割引(500円)
  • 車両保険なし:29,290円
  • 車両保険(一般型)あり:71,200円

6等級の場合は約19%の割引が適用されます。

15等級の自動車保険料相場

トヨタ シエンタの場合
  • 免許の色:ブルー
  • 年間走行距離:7,000km以下
  • 割引:インターネット割引(1万円)、証券ペーパーレス割引(500円)
  • 車両保険なし:19,150円
  • 車両保険(一般型)あり:44,370円
ホンダ フリードの場合
  • 免許の色:ブルー
  • 年間走行距離:7,000km以下
  • 割引:インターネット割引(1万円)、証券ペーパーレス割引(500円)
  • 車両保険なし:18,090円
  • 車両保険(一般型)あり:43,960円

15等級の場合は約51%の割引が適用されます。

20等級の自動車保険料相場

トヨタ シエンタの場合
  • 免許の色:ブルー
  • 年間走行距離:7,000km以下
  • 割引:インターネット割引(1万円)、証券ペーパーレス割引(500円)
  • 車両保険なし:14,060円
  • 車両保険(一般型)あり:32,740円
ホンダ フリードの場合
  • 免許の色:ブルー
  • 年間走行距離:7,000km以下
  • 割引:インターネット割引(1万円)、証券ペーパーレス割引(500円)
  • 車両保険なし:13,280円
  • 車両保険(一般型)あり:32,440円

20等級の場合は約63%の割引が適用されます。

同じ年齢や条件下でも、等級が変わると保険料が大きく変わります。たとえば、「トヨタ シエンタ」を車両保険なしでみたときに、6級と20級では保険料に「16,900円」の差が出ています。

【車種別】軽自動~ミニバンまで車種別の保険料相場を比較

自動車 シルバー 駐車場

こちらでは軽自動車からミニバンまでさまざまな車種ごとに、保険料の相場をみていきましょう。車種ごとに相場をチェックするうえで重要な等級については、10~15等級に設定しました。

※:https://www.edsp.co.jp/guide/price/price_011/

軽自動車

軽自動車は自動車税が安く、かつ燃費もいいため街乗りなどによく使われています。地方では2代目の車に、軽自動車を選ぶ家が多いです。

スズキ ワゴンRの場合
  • 等級:10~15等級
  • 年間走行距離:5,000~10,000km
  • 割引:インターネット割引(10,000円)
  • 車両保険なし:19,370円~20,980円
  • 車両保険あり:27,480円~29,940円
ダイハツ タントの場合
  • 等級:10~15等級
  • 年間走行距離:5,000~10,000km
  • 割引:インターネット割引(10,000円)
  • 車両保険なし:16,880円~18,240円
  • 車両保険あり:25,030円~27,240円

コンパクトカー

コンパクトカーは普通車を指しますが、実ははっきりした定義がありません。そのため覚えるときは、普通車だけど小さめの車とおぼえておくといいでしょう。

ホンダ フィットの場合
  • 等級:10~15等級
  • 年間走行距離:5,000~10,000km
  • 割引:インターネット割引(10,000円)
  • 車両保険なし:18,710円~20,250円
  • 車両保険あり:24,990円~27,180円
トヨタ アクアの場合
  • 等級:10~15等級
  • 年間走行距離:5,000~10,000km
  • 割引:インターネット割引(10,000円)
  • 車両保険なし:21,690円~23,550円
  • 車両保険あり:29,940円~32,660円

ミニバン

ミニバンはワンボックスタイプの3列シート車です。7人~8人を定員としています。先程のコンパクトカーと違い、大きさがあるのが特徴です。

トヨタ ノアの場合
  • 等級:10~15等級
  • 年間走行距離:5,000~10,000km
  • 割引:インターネット割引(10,000円)
  • 車両保険なし:18,890円~20,460円
  • 車両保険あり:29,940円~32,660円
スズキ ワゴンRの場合
  • 等級:10~15等級
  • 年間走行距離:5,000~10,000km
  • 割引:インターネット割引(10,000円)
  • 車両保険なし:15,030円~16,180円
  • 車両保険あり:23,690円~25,740円

SUV

SUVは「スポーツ・ユーティリティ・ビークル」の略です。レジャーやキャンプシーンのようなスポーティな場面で活躍してくれる車です。ミニバンよりもさらに大型の車となっています。

ホンダ ヴェゼルの場合
  • 等級:10~15等級
  • 年間走行距離:5,000~10,000km
  • 割引:インターネット割引(10,000円)
  • 車両保険なし:16,98018,350
  • 車両保険あり:24,12026,240
マツダ CX-5の場合
  • 等級:10~15等級
  • 年間走行距離:5,000~10,000km
  • 割引:インターネット割引(10,000円)
  • 車両保険なし:18,43019,950
  • 車両保険あり:29,89032,600

まとめ

自動車保険は20代・30代・40代・50代・60代と各年代によって、大きく保険料が異なります。

自動車保険料に影響するのは年齢だけでなく、等級車種も関わってくるので、計算が難しいのが特徴です。

これらをすべてトータルして計算したところ、最も大きな差で年間10万円近いことがわかりました。自動車保険を安く済ませるためのポイントとしては「無事故」「等級」「年齢」「車種」が大事です。

自動車保険は、内容や条件が全く同じ場合でもどの会社を選ぶかによって、保険料に大きな差が出ます。

相場よりも高いと感じた場合は、見積・比較し自動車保険の見直しを検討してみるといいでしょう。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
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