
いつでも・どこでも気軽にネットが使えるスマホの普及で、車の査定もアプリでささっと出来る「車の買取・下取り査定アプリ」が存在しています。
- 車の買取・下取り査定アプリのメリット・デメリット
- 車の査定アプリの使い方
- おすすめ車の査定アプリ
目次
自動車買取・下取り査定アプリのメリット・デメリット
車の買取・下取り査定をアプリで行う場合に考えられる・一般的なメリットやデメリットを挙げていきます。デメリットに関しては全ての人に当てはまるわけではないので、アプリ利用の検討の際にお役立てください。
メリット①:いつでも・どこでもすぐに使える
アプリの最大のメリットともいえるのが、場所や時間を選ばずに利用できることです。手元にスマホがあれば、早朝でも夜中でも思い立った時に相場情報が確認できます。
また、アプリからであれば24時間・365日いつでも査定申し込みも可能なので、思いついた時にいつでも手続きできるのも魅力的です。
メリット②:手続きもアプリ上で可能
車の買取・下取り査定アプリは、相場の状況を閲覧できるだけでなく査定申し込みから売却手続きなども行えるのが特徴です。
アプリにもよりますが、その他にも色々な機能・サービスも利用できるので、Webで閲覧するのと同じかそれ以上の利便性があるといえます。
メリット③:個人情報の入力要らずで情報が入手できる
もし「今は車を売るわけじゃないけど、価格だけ知りたい」「本査定の前に相場を知っておきたい」という場合に査定に来てもらうのは気が引ける・躊躇してしまうという人も少なくありません。
車の買取・下取り査定アプリであれば、名前や住所といった個人情報の入力が不要で相場情報だけを知ることもできます。
また査定申し込み後にありがちな、しつこい営業電話などもないので知りたい情報だけを入手することもできる柔軟さもメリットとして挙げられます。
メリット④:査定時にスマホからの写真が使える
アプリを利用すると、査定の際に必要な車の情報としてスマホで撮った写真が使える場合もあります。すぐに愛車の写真を撮って、そのデータをアプリにアップロードするだけです。
文字として情報を入力するだけではないので、より精度の高い査定結果を得ることも可能です。基本的にアプリの指示にしたがっていくだけで査定が受けられるので、気軽に利用できるのが良いです。
メリット⑤:保証や機能も充実
査定アプリを提供している多くの業者は、保証サービスや便利な機能を用意しています。
- 最低保証金額サービス
- 査定予想機能
- 再査定サービス
- 査定の比較機能
保証サービスとは、もし買い取り額がつかなかったという場合でも最低保証金として「1万円」は値がついてくれるというサービスです。故障車や車検が切れた車でも売却できるという特徴があります。
査定予想機能は、AIが市場の査定金額を予想して売却するタイミングを教えてくれるというものです。自分で予想をするのが難しい・売却が初めてという方にもおすすめの機能です。
再査定サービスは、一度査定をした後に金額に納得がいかない場合などに、希望の金額や最初に伝えられなかった特徴(オプションパーツの有無など)を入力して再度査定を申し込める機能です。
デメリット①:ダウンロードの手間
アプリというものは、必ずダウンロードをしなくては利用できません。そのため、ダウンロードがスムーズにできる通信環境や手間などが必要です。
もちろんダウンロード自体は複雑なものではないのですが、人によっては面倒だと感じる場合もあります。
デメリット②:中古車販売相場の精度が高くないことも
車の状態や入力情報・市場の値動きなど色々な要素がありますが、実際に査定してもらった評価額と異なる結果が出ることがあります。
中でも1つの会社からしか査定が受けられないアプリを使っている場合は、業者同士の競争が起きにくい背景もあって査定額が低めになってしまう可能性も。
デメリット③:人によっては使いにくいことも
もちろんこちらも人によってしまうケースですが、スマホや新しいアプリの使い方に慣れるまでは、使い勝手が悪い・操作しづらいと感じる場合もあります。
スマホの画面が小さくて文字や数字などが見えづらいと感じる人は、パソコンからWebで調べた方が良いと感じることもあるかもしれません。
自動車買取・下取り査定アプリの使い方
車の買取・下取り査定をアプリで行う方法はアプリによっても異なりますが、大まかには以下のような手順で進んでいきます。
- 車の基本的な情報を入力
- スマホのカメラで車を撮影
- 査定結果表示
- 査定結果に納得がいけば売却申請
なお、手順の①と②は前後しますが、査定項目の内容自体はほぼ同じなので安心してください。基本的にアプリの指示に従っていくだけです!
1車の基本的な情報を入力
アプリ上では、車の様々な情報について正確に入力していく必要があります。大きくは、詳細情報と車自体の状態情報です。
詳細情報 | 車体の状態情報 |
|
|
詳細情報は車検証に全て書かれてあることです。車検証を事前に用意してくと、スムーズに査定できます。
2スマホのカメラで車を撮影
アプリが指定する角度・枚数分の写真を撮るだけです。出来ればはっきりと状態が分かるように、日中に撮ることが望ましいです。
アプリによっては写真を撮らなくても査定に進める選択ができることもあります。帰りが遅くて夜間しか時間が取れない・写真がうまく映らないといった時でも安心です。
3査定結果表示
全ての情報にチェックをし、査定に入ると瞬時に結果が表示されます。この段階でもし金額に納得がいけばそのまま売却手続きに移ります。
もし納得がいなかった場合は、そのままアプリを終了すればOKなので面倒なことは一切ありません。
4査定結果に納得がいけば売却申請
査定結果を見て売却をしたいという場合は、決められた期間内に本審査の申し込みに入ります。実際に査定に来てもらう日時を決め、正確な査定額がそこで判明します。
本査定の結果でも納得がいけば、そのまま売却手続きに移ります。ここからは通常の売却手続きと同様に必要書類の準備・車の引き渡しになります。
自動車買取・下取り査定のおすすめアプリ紹介
車の買取・下取り査定アプリを提供している業者はいくつもありますが、その中でも特に使い勝手が良く、機能も充実しているおすすめのアプリをいくつかピックアップしていきます。
ガリバーオート
大手中古車販売業者としても有名なガリバーからは、機能を充実させたアプリを提供しています。2019年9月から提供開始したアプリ「ガリバーオート」はわずか8か月あまりで合計5万ダウンロードを達成しました。
ガリバーオートはiPhoneとAndroidどちらからも利用可能です。
特徴 ①:場所を選ばず査定依頼ができる
アプリからすぐに査定依頼が出せるので、場所や時間に関係なく手続きできるのがメリットです。写真を撮影して必要事項に記入をすればすぐに査定結果が表示されます。
特徴②:AIの導入でより正確な査定を実現
ガリバーオートは、AIを査定に導入しているので、アプリにありがちな「実際の査定額と全然違った」ということを減らす工夫をしています。
さらにガリバー自身の持っている過去の取引実績など豊富な情報も併せ持つことで、より本審査と差が出ないような査定結果が出やすくなりました。
特徴③:売却するタイミングは自分で決める
ガリバーオートは査定結果が出た後に売却タイミングを自分で決定できるのがメリットです。そのため、結果を見て売却しないことを決めるというのでも構いません。
実際に査定をしてもらった場合はその場で何度も売却を勧められることが多い傾向にありますが、アプリ利用ならこういった煩わしさがありません。
さらにガリバーオートでは、査定結果に相場の推移情報も見られるので、その時は売るつもりがなくても「状況によっては売ってもいいかもしれない」とタイミングを見計らうことも可能です。
利用手順
- ガリバーオートアプリのダウンロード
- 利用規約に同意
- 査定方法を選ぶ(写真撮影・QR撮影・入力査定)
- 車の写真を撮影
- 車の基本情報・詳細情報の入力と登録
- 査定結果表示
初回利用時に「利用規約の同意」が求められ、個人情報の取扱いの説明を見ます。同意を選び、「プッシュ通知を許可」にチェックを入れます。
カチミル
すばやく査定額を知りたいという人におすすめのカチミルは、車の写真不要で簡単査定ができます。
特徴 ①:必要なものはスマホと車検証だけ!
今回ご紹介するアプリの中で最もすぐに査定が出来るのがカチミルです。通常、アプリで査定をする場合には車の写真を撮影する必要がありますが、カチミルはその必要がありません。
査定時間もたったの1分程度なので、とりあえず査定額を知りたいという方におすすめです。
特徴②:スマホだけで査定・売却・入金が可能
カチミルはスマホだけで査定だけでなく、売却手続きや入金確認もできるのが特徴です。手続きの進捗具合もスマホだけで確認できるのでスマートに進められます。
特徴③:一括査定サービスも搭載!
もし査定結果に納得がいかない・査定額アップを狙うのであれば、「一括査定申し込み」に移ることも可能です。その場合には「ズバッと車買取比較」を利用することになります。
利用手順
利用の流れは以下の通りになっています。基本的に車検証の情報メインで進んでいくので、あらかじめ車検証だけは用意しておきましょう。
- カチミルアプリのダウンロード
- 車検証の下にあるQRコードを読み取る
- 走行距離・カラー・ハンドルの位置
- 車の基本情報・詳細情報の入力と登録
- 査定結果表示
査定結果は情報を入力して、「査定」ボタンを押せば瞬時に出ます。査定結果の表示画面には、このまま売却手続きを進める選択肢も現れるので、売却をする場合はそこをタップして進めていきます。
DMM AUTO
DMM.comが2018年から提供するこのアプリは、スマホだけで簡単に査定・売却手続きができる様々なサービスが充実しています。
特徴 ①:どんな車でも買い取ってくれる
DMM AUTOは事故車や車検切れの車であっても買い取ってもらえるのが最大の特徴です。アプリの中には「査定額0円」「買取不可」と出ることもありますが、DMM AUTOではその心配がありません。
最低金額は1万円を保証してくれるサービスがあるので、全く損をしてしまうという事がありません!
特徴②:スピーディに査定結果が分かる
アプリダウンロードから車情報の登録などを含めても3分から5分もあれば査定結果が分かるというのが特徴です。面倒な手続きを省いてとにかく車を売りたい・とりあえず査定額だけ知りたいという方にもおすすめです。
利用手順
アプリのダウンロードから査定結果が出るまでたったの4つの工程だけでOK!初めてアプリを使う人でも迷うことなく進められます。
- DMM AUTOアプリのダウンロード
- 車の外装・メーター・車検証・オプション等をスマホで撮影
- いくつかの質問答える
- 査定結果の表示
もちろん、査定結果に満足がいけばそのまま売却手続きに移行することも可能!すぐに現金化させたい人にもおすすめのアプリです。
自動車買取・下取り査定アプリと一括査定サイトを比較
車の査定をする方法はアプリだけでなく、Webからも可能なため、どちらを利用したらよいのか悩む人も多いのではないでしょうか。
ここでは各方法のメリット・デメリットを簡単にまとめたのでぜひ比較の際に活用してください。
アプリ | 一括査定サイト | |
メリット | アプリだけで売却手続きも申し込める | 競争が生まれるので高額査定をしてくれるところが探しやすい |
デメリット | 査定額が低めで出ることが多い | 数多くの業者とやり取りをする手間がある |
上記の内容は、全てのアプリやサイトで同様とは限りません。サービス内容によってはデメリットに感じないものもあるので、あくまで傾向として見ておきましょう。
おすすめ自動車買取ネット査定サイト紹介
ここでは、PCなどの、インターネットでできる査定サイトを紹介していきます。アプリとの比較をする際にもぜひ役立ててください。
カーセンサー
- 最大30社まで一括査定を申し込める
- 査定の依頼先や連絡の希望時間など細かく設定可能
リクルートホールディングスが運営している一括査定サイト「カーセンサー」は1,000社を超える買取業者と提携を結んでいます。
一括査定サイトでよくいわれる「しつこい業者からの電話連絡」ですが、カーセンサーは連絡を希望する時間帯を選択することが可能です。
さらに電話だけでなくメールでのやりとりを希望することもできるのもメリットの1つといえます。
※参照:https://www.carsensor.net/
ナビクル
- 申込と一緒に買取相場も調べられる
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※公式サイトの文言によります
まとめ
車の買取・下取り査定アプリについて様々な側面からご紹介しました。アプリのメリットは何といっても使い勝手の良さにあります。
- 車の買取査定・下取り査定アプリはスマホがあればいつでも利用できる
- 基本的にアプリの指示に従うだけなので簡単!
- おすすめアプリは「ガリバーオート」「カチミル」「DMM AUTO」
アプリによっては自分にとって使いやすい・使いにくいという差もあると思うので、まずは今回紹介したアプリやサイトなどを実際に使ってみましょう!