
「カーリースを利用して後悔した人っているのかな」「購入よりも費用が高くなることはある?」 このようにお悩みではありませんか?
「カーリースはやめとけ」「利用して後悔した」という口コミをネットで見て、カーリースの利用を迷っている人もいるでしょう。
確かに、カーリースの利用で予想していなかった出費が発生し、後悔した人も存在します。しかし、契約前にいくつかの事項を確認しておけば、後悔は防げるのです。
この記事では、カーリースの利用による失敗例、後悔しないためにすべきこと、カーリースが向いている人の特徴などを紹介します。
目次
カーリースが向いていないのはこんな人【やめとけ】
向いていない人の特徴は次の通り。以下の特徴にあてはまる人は、カーリースよりも購入やレンタカーの方が向いている可能性があります。
- 遠方に車で出かけることが多い
- 車を自由にカスタマイズしたい
- 充実した保証が欲しい
遠方に車で出かけることが多い
カーリースでは、走行距離制限があることがほとんどです。決められた距離を超過してしまうと、追加料金を支払わなければならない可能性もあります。
そのため「車で遠出したい」「自分の車のように乗りまわしたい」という方には、カーリースは不向きでしょう。
車を自由にカスタマイズしたい
カーリースは原状復帰が基本なので、車を改造することはできません。
ただ、カーナビの設置など、元の状態に戻せる程度のカスタマイズは可能です。元に戻せないほどカスタマイズした場合は、追加料金を求められるので注意してください。
充実した保証が欲しい
充実した保証が欲しい方は、カーリースには向いていないでしょう。
カーリースでは、保証の期限が切れており、トラブル時の出費が自己負担となる可能性があります。特に、中古車リースでは保証が切れている場合が多くあるのです。
一方で購入の場合は、事故などが起きても保証を使ってカバーできます。
カーリースでありがちな失敗例5つ【違約金・費用など】
ここでは、カーリースでありがちな失敗例を5つ紹介します。
- 費用が購入よりも高くなった
- 中途解約で違約金がかかった
- 走行距離に制限があった
- 契約終了後の精算が高額になった
- カスタマイズができなかった
費用が購入よりも高くなった
「カーリースは安いと思っていたのに、実際は購入よりも高く感じる」このように後悔している人は多くいます。
確かに、月額料金だけを見ると、思ったより安くないかもしれません。ただ、カーリースの月額料金には、利用料の他にも保険金や税金などが含まれています。
一方で購入の場合は、頭金や税金などを月額料金と別で支払わなければならないため、総合的に見るとカーリースの方が安く済むのです。
中途解約で違約金がかかった
カーリースでは、契約期間の途中での解約は原則できません。解約できるとしても、違約金が発生するケースがほとんどです。
カーリースは長期契約になるほど月額料金が安くなる傾向にあるため、10年以上の長期契約をしている人もいます。
しかしその場合、契約途中で引っ越しなどのライフイベントが発生した際は、違約金を払って車を引き払わなければなりません。
そのため、中途契約を防ぐために、契約期間は慎重に決めることをおすすめします。
走行距離に制限があった
カーリースでは、走行距離を制限している場合が多いため、自由に車を使えなかったと後悔するケースがあります。月間の走行距離は、大体500〜1,000kmまでです。
しかし、追加料金を払えば、月間走行距離が1,000~2,000kmの車を借りられるケースもあります。
契約終了後の精算が高額になった
契約終了後の精算が高額になってしまい、後悔した人もいます。契約終了後の出費が大きくなってしまう理由は「残価設定」にあります。
残価設定とは、走行距離などを加味し、契約終了後の価格を算出すること。例えば、300万円のリース車の残価が100万円だった場合、月額料金は300万円から100万円を差し引いた200万円をもとに計算されます。
ただし、この残価設定は、あくまで車の状態が最初と同じだった場合のみに限ります。事故などの傷により車の価値が下がり、契約終了時の残価が最初に設定した残価よりも下がった場合、追加料金として差額を支払わなければなりません。
カスタマイズができなかった
車を自由にカスタマイズできないため、後悔したケースもあります。特に、車好きな人やよく改造する人は要注意です。
カーリースで利用する車の所有権は、会社にあります。そのため、自分で勝手に車を改造してしまうと、後々追加料金を請求されてしまうでしょう。
ただ、契約終了時に車をもらえるリース会社やプランを選択すれば自由に改造できるため、探してみてください。
カーリースで失敗・後悔しないために契約前にすべきこと
カーリースで後悔するのを防ぐために、契約前にすべきことを紹介します。契約前に以下の項目を確かめた上で、利用するようにしてください。
- 契約内容をよく確認する
- 慎重に契約期間を決める
- 任意保険の加入を検討する
- 走行距離制限や保証期間を確認する
- メンテナンスプランは充実しているか確認する
契約内容をよく確認する
カーリースで後悔しないためには、契約内容をよく確認することが重要です。特に、契約方式が「オープンエンド」か「クローズエンド」かは、よく確かめましょう。
オープンエンドとは、車の残価が公開される契約方式のこと。残価設定を高くすれば、月額料金を抑えられます。ただし、事故による傷などで車の価値を下げた場合は、追加で支払いが必要です。
クローズエンドとは、車の残価が公開されない契約方式のこと。月額料金はやや高めですが、契約終了時に車の価値が下がっていたとしても、追加清算は発生しないため、安心感があります。
慎重に契約期間を決める
契約期間を慎重に決めることをおすすめします。なぜなら、契約期間途中で解約する場合、違約金が発生してしまうからです。
転勤や進学などのライフイベントに伴い、車を手放す必要がある時が来るかもしれません。しかし、11年などの長期契約をしてしまうと、途中解約が困難です。
契約期間が長くなるほど月額料金も安くなる傾向にあるため、長期契約を選ぶ人も多くいます。しかし、違約金を払う必要がないよう、契約期間は慎重に決めることをおすすめします。
任意保険の加入を検討する
カーリースの任意保険を確認しておきましょう。万が一事故を起こした場合でも、へこみの修理費や違約金の補償などがついているため、安心感があります。
任意保険込みのプランに加入できる場合もあるため、事故による出費が心配な人は一度加入を検討してみることをおすすめします。
走行距離制限や保証期間を確認する
カーリースには、走行距離制限や保証期間が定められています。
決められた走行距離を超過してしまうと追加料金が発生することもあるため、遠方に車で出かける機会が多い人は、走行距離をよく確認しておきましょう。
また、保証期間も様々です。契約終了時までが保証期間の場合もあれば、途中で保証が切れる場合もあるため、事前に確認が必要です。
メンテナンスプランは充実しているか確認する
メンテナンスプランが充実しているか、確認しておきましょう。充実したメンテナンスプランに加入すれば、オイル交換、車検、エンジン点検などの定期的なメンテナンス費用がかかりません。
また、月額料金がやや高い場合はリース料金にメンテナンス費用が含まれている場合もあります。
逆に、極端に月額料金が安い場合、メンテナンス費が一切含まれておらず、維持費が全額自己負担になってしまう可能性があります。
カーリースが向いているのはこんな人【後悔・失敗なし】
カーリースが向いている人の特徴は次の通り。以下の特徴を押さえている人は、利用後に後悔しない可能性が高いです。
- 1カ月間の出費を一定に保ちたい
- 初期費用をかけたくない
- すぐに車を利用したい
- ネットで利用開始したい
1カ月間の出費を一定に保ちたい
カーリースは、初期費用なしで毎月一定の料金を支払うことで利用できます。プランによっては車の維持費も定額です。
一方で購入の場合は、車検やオイル交換などを自費で行わなければならず、毎月の出費にばらつきが生じます。月々の出費を一定に保ちたい人に、カーリースはおすすめです。
初期費用をかけたくない
カーリースでは、初期費用なしで利用できることがほとんどです。月額料金に保険料や税金などが含まれており、別で支払いをする必要がないのが理由です。
一方、購入の場合は、最初にまとまった金額を払う必要があるため、貯金に余裕がない人にはやや厳しいでしょう。
すぐに車を利用したい
カーリースは購入よりも納車が早い傾向にあります。そのため、すぐに車が必要な人に向いているサービスだといえます。
さらに、中古車リースの方が新車リースよりも納車が早いです。なぜなら、新車リースは一から注文しなければならないのに対し、中古車リースはすでに店頭にある車から選べるからです。
ネットで利用開始したい
カーリースは、車選び・審査・購入までネット上で済ませられることが多くあります。そのため「仕事が忙しく、店頭に行く時間がない」「より多くの車種を一度に見たい」という人に、カーリースはおすすめです。
おすすめのカーリース会社厳選5選を徹底比較!
近年、個人向けのカーリースを提供する会社も増加しており、カーリースを検討するにもどの会社を選べば良いのか迷ってしまいますよね。
個人向けのカーリースの会社を選ぶ際は、料金はもちろんのこと打ち出されているプランやサービス、取扱車種が希望とマッチするか、またカーリース会社についても比較検討する必要があります。
こちらでは、当サイトが厳選しておすすめするカーリース会社を3社ピックアップします。
KINTO
- トヨタ・レクサスの人気車種に乗れる
- 月額制のサブスクなので、急な出費がない
- 販売店が徹底したメンテナンスを実施
- 「初期費用フリープラン」「解約金フリープラン」が選べる
- WEBで簡単申し込み
KINTOは「株式会社KINTO」によって運営されているカーリース会社です!定額でトヨタ・レクサスの人気車種に乗れるサービスとして、若者を中心に話題を集めています。
KINTOはニーズに合わせて「初期費用フリープラン」「解約金フリープラン」が選べるのが特徴です。「初期費用フリープラン」は初期費用が0円、「解約金フリープラン」はいつ解約しても解約金が0円のプランです。
またKINTOのカーリースを利用申込はWEB上で簡単に行うことができ、手続き・審査が完了すればあとは販売店で受け取るだけ!
KINTOの基本情報
車種 | トヨタとレクサスの人気車種 |
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価格 | 月16,170円~ |
初期費用 | 解約金フリープランの場合、月額5ヶ月分 |
ボーナス払い | 選べる(解約金フリープランは不可) |
契約期間 | 3年・5年・7年(レクサスのみ3年) |
契約方式 | クローズドエンド |
出典:公式サイト
カルモ
- 日本最安級の月額
- 最短4日で納車
- 中古車も選択可能
- 組み合わせ自由なオプションが豊富
- いつでもネットで申込可能
カルモは「ナイル株式会社」が運営しているカーリース会社です!月々1万円台で新車に乗れるカーリースサービスが人気です。
車種はホンダ「N BOX」・ダイハツ「ミライーツ」など人気車種ばかりですので、お得感は非常に強いでしょう。
またカルモではカーリース業界初の11年間契約を利用可能で、定額のリース料金をさらにお得に利用できます。
365日24時間いつでもネットで申し込みが可能な上に、最短4日で車が引き渡されますので、急に車が必要になってしまった場合でも安心です。
気になる方は公式サイトから「料金シミュレーション」が行えますので要チェックです!
カルモの基本情報
車種 | ホンダ「N BOX」・ダイハツ「ミライーツ」など |
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価格 | 月11,220円〜 |
初期費用 | 0円 |
ボーナス払い | 0円 |
契約期間 | 1〜11年(1年単位) |
契約方式 | クローズドエンド |
カルモの今だけ!お得なキャンペーン
※1 キャンペーン期間:2022年5月31日まで
出典:公式サイト
リースナブル
- 月額6,600円〜利用可能!
- 頭金・登録料などの初期費用が全て無料
- いつでも解約OK!
- 最長5年間のメーカー・ディーラー保証
- 納車が早い
リースナブルは「株式会社三和サービス 」が運営するカーリースサービスです!月額6,600から利用できるので、気軽に車を持つことが可能です。
この月額には車検料・税金などが含まれていますので、非常にお得感があります。
リースナブルでカーリースを利用すると最長5年間のメーカー・ディーラー保証がつきます。万が一の事態が起こったとしても安心です。
リース期間中いつでも乗り換えが可能なので、「他の車に乗りたい」という場合でもスムーズに手続きができます。
リースナブルの基本情報
車種 | トヨタ「ヴォクシー」・ホンダ「N BOX」など |
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価格 | 6,600円〜 |
初期費用 | 0円 |
ボーナス払い | 選べる |
契約期間 | 3年・5年 |
契約方式 | オープンエンド |
リースナブルの今だけ!お得なキャンペーン
※1 キャンペーン期間:終了期間未定
出典:公式サイト
MOTAカーリース
- 契約満了時には車がもらえる!
- 月額1万円台で利用可能
- 走行距離制限がない
- 修理費用請求の心配ナシ!
- 申し込みはネットで簡単
MOTAカーリースは「株式会社MOTA」が運営するカーリースサービスで、全車種残価設定なしのカーリースを提供しています。契約満了時にはそのまま車がもらえるのが特徴です。
走行距離制限がないので、マイカー感覚で利用することができます。
またMOTAカーリースはアフターフォローも充実しているのも特徴です。メンテナンスパックに加入していると、全国5,500カ所の拠点の中から最寄りの工場で点検・部品交換を行ってくれます。
契約が満了した後に修理代を請求されることもないので安心です。
MOTAカーリースの基本情報
車種 | 国内メーカー・レクサス |
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価格 | 11,220円~ |
初期費用 | 0円 |
ボーナス払い | 選べる |
契約期間 | 5年・7年・11年 |
契約方式 | クローズドエンド |
出典:公式サイト
コスモMyカーリース
- 頭金が0円!
- 車検・税金・メンテナンスもコミコミで安心
- リース期間中、ガソリン・軽油が5円/L割引!
- オプションは自由に選択可能
- 国産全メーカー・全車種から選べる
コスモMyカーリースは「コスモ石油」が運営しているカーリースサービスです!対応車種が多い、頭金が0円などが特徴的なサービスとなっています。
コスモMyカーリースではリース期間中、ガソリン・軽油が5円/L割引サービスを提供しています。
取り扱い車種は全国産メーカー・グレード・車両タイプとなっており、きっと気に入る車両が見つかることでしょう。
コスモMyカーリースの基本情報
車種 | ホンダ「N BOX」・トヨタ「ルーミー」など |
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価格 | 月16,390円〜 |
初期費用 | 0円 |
ボーナス払い | 選べる |
契約期間 | 3年・5年・7年 |
契約方式 | クローズドエンド・オープンエンド(プラン・契約店舗によって異なる) |
出典:公式サイト
カーリースと購入どちらがお得なのか徹底検証!
カーリースと購入では、どちらが費用面でお得なのか、気になる人も多いでしょう。結論、カーリースの方がお得な場合が多いです。そこでまずは、カーリースと購入の料金の内訳を以下の4つに分けて見ていきましょう。
- 初期費用
- 月額料金
- 車検費用
- メンテナンス費用
初期費用
購入の場合は初期費用として、頭金、自動車税、自賠責保険料、車庫証明代行手数料、納車費用など、20万円ほどの費用を払う必要があります。
一方で、カーリースではこれらの費用は全て月額料金に含まれており、初期費用が必要ないことがほとんどです。
- 購入:約20万円(頭金、自動車税、自賠責保険料、車庫証明代行手数料、納車費用など)
- カーリース:なし
月額料金
月額料金は、購入もカーリースも大差ない場合がほとんどです。車種にもよりますが、約10,000~50,000円です。ただ、同じ車種でも、カーリースの場合は契約期間を長くすれば、料金が安くなるプランもあります。
- 購入もカーリースも約10,000~50,000円で大差なし
車検費用
購入の場合の車検費用は、自動車重量税・自賠責保険料などにより、約40,000円かかります。
一方、カーリースの場合は月額料金に含まれているため、支払う必要はありません。ただ、プランによって車検基本料のみ必要になることもあります。
- 購入:約40,000円
- カーリース:なし or 車検基本料のみ
メンテナンス費用
購入の場合のメンテナンス費用は、車の状態にもよりますが、燃料代、オイル交換代、部品交換代などを支払う必要があります。
カーリースも同様ですが、メンテナンスプランに加入している場合は、これらのメンテナンス費用は月額料金に含まれるため、出費を一定に保てます。
- 購入:燃料代、オイル交換代、部品交換代などが必要
- カーリース:メンテナンスプランに加入している場合は月額料金に含まれる
カーリースの方がお得なことが多い
料金の内訳を見れば理解していただけたと思いますが、カーリースの方がお得になることが多いです。
購入の場合は約20万円の初期費用がかかるため、費用が膨らんでしまうのが一番大きな理由です。一方でカーリースは初期費用が必要なく、月額料金のみで利用を開始できます。
また、カーリースの場合はメンテナンスプランに加入することで月々の出費を一定に抑えられるというメリットもあります。購入の場合は、車検やメンテナンス時に自費で支払う必要があるため、出費がバラつきやすいのです。
カーリースはやめたほうがいい?カーリースに関するよくある質問
後悔や失敗をしないためにすべきことはこちらからチェックしてください。
また、カーリースの場合はメンテナンスプランに加入することで月々の出費を一定に抑えられたり、業者によってはプランに既に含まれている場合もあります。
弊社がおすすめするお得なカーリース業者はこちらをチェックしてください。
まとめ
今回は、カーリースの利用による失敗例、後悔しないためにすべきこと、カーリースが向いている人の特徴などを紹介しました。
ありがちな失敗例は次の通りです。
- 費用が購入よりも高くなった
- 中途解約で違約金がかかった
- 走行距離に制限があった
- 契約終了後の精算が高額になった
- カスタマイズができなかった
月額料金だけを見て、カーリースの方が購入よりも高いと後悔した人がいます。ただ、カーリースの月額料金には、税金や保険料などが含まれているため、やや高めになるのは仕方がないことだと言えるのです。
また、中途契約で違約金がかかる、カスタマイズできないなども、失敗例に含まれます。
カーリースに向いている人の1番の特徴は、初期費用を抑えたい人や出費を一定に保ちたい人です。購入の場合は、約20万円の初期費用がかかりますが、カーリースでは必要ないため、費用を抑えられます。
また、カーリースでは、利用料金・メンテナンス費などを定額にできるため、月々の出費を一定に保てます。
今回紹介した失敗例を確かめ、契約後に後悔することがないようにしてくださいね。