車の買取査定はだいたいどのくらいが相場? 概算価格を知る方法
愛車を査定に出す前に多くの人が知りたいのが「どれくらいの価格がつくんだろう」ということ。インターネットでは様々な買取サイトなどもあります。
今回の記事で分かること
  • 車の買取前にだいたいの査定相場(概算価格)を調べるメリット
  • 車の買取査定でだいたいの相場(概算価格)を知る方法
  • 車の買取査定額を決める基準・査定額アップのコツ

今すぐ売りたいと考えている人以外にも、もし結果が良ければ売る事も検討したいといった方にもぜひ参考にしてほしい内容となっています。

車の買取査定前にチェック!だいたいの相場(概算価格)は分かる?

車の買取査定を依頼する前に、だいたいの相場(概算価格)を知りたい方は多いでしょう。しかし、だいたいの相場(概算価格)は「メーカー」と車種によって大きく異なります。

(例)だいたいの買取査定相場

トヨタ/プリウス 110万円〜160万円
スズキ/ワゴンR 50万円〜89万円
トヨタ/ヴォクシー 148万円〜232万円
ホンダ/フィット 66万円〜114万円
日産/セレナ 139万円〜249万円

※掲載している相場はあくまで参考です。買取査定額を保証するものではありません。
※情報は2021年2月8日現在のものです。最新の情報とは異なる可能性があります。

一口に車の買取相場と言っても、車によって概算価格はさまざまです。だいたいの相場にも大きな開きがあることを知っておきましょう。

車の買取査定前にだいたいの相場(概算価格)を知る方法

多くの人が自分で調べる方法としては以下の4つの方法がよいでしょう。いずれの方法も強み・注意点があるので、自分にとってやりやすい方法を選ぶのが肝心です。

車の買取査定だいたいの相場(概算価格)を知る方法
強み 注意点
1、ディーラーの公式サイト 登録なしで閲覧可能 市場価格が見えにくい
2、中古車販売サイト 市場価格が分かる 車の知識が必要
3、一括査定サイト 登録なしで閲覧可能 業者からの連絡が多い
4、ネットオークションサイト 業者とのやりとりが不要 手間と時間が必要

ディーラーの公式サイト

だいたいの査定額を出すためにディーラーの公式サイトを利用するのも一つの手です。

メリット

名前や電話番号・住所などの個人情報を必要とせずに情報が閲覧できるので、目安を知りたいだけの人におすすめ。さらに、車を売る際には車の処分に関する手続きなどを多くの手間がかかります。

 ディーラーを利用することで面倒な手続きを代行してくれるのがメリットです。

そして新車の購入を考えているならディーラーでの売却もおすすめ。「下取り」を混みとした査定なら新車購入の際に値引き交渉も狙えるからです。

デメリット

一番のデメリットともいえるのが買取店と比較すると査定額が低くなる傾向という点です。買取店の方が高額で取引可能な販路を持っている・査定額が高いお店ほど人気なため、査定額も高くなる仕組みです。

基本的に「下取り」を希望しない限りは他の査定方法に比べて評価が低めに出てしまう可能性が高いと覚えておきましょう。

今すぐに売りたいというよりは様子見をしたいという人に有用でしょう。

中古車販売サイト

名前の通り中古車を専門に取り扱っている業者で、ネットでも気軽に調べられます。通常の通販のように電話やメールだけで手続きが可能という手軽さも魅力といえます。

メリット

中古車のみを掲載・取引しているサイトなので、その時の市場価値の動向をチェックしやすいのが特徴です。さらに、全国の中古車市場を販路に持っている業者であれば、エリアごとで価格が変動する心配もないのが特徴です。

そのため、全国にある様々な車から自分の車の条件に近いものも探しやすいため、だいたいの査定額を予想することも難しくありません。

デメリット

中古車販売店における注意点は、「良いお店選び」にあります。規模や得意とする車種もそうですが、自分に納得のいく対応をしてくれるかもポイントになります。

 また車に関する知識も自分である程度持っていないと、写真や掲載されている状態だけでは判断が難しいことも多いです。

例えばキズや凹みなどから、前オーナーの乗り方などを判断する必要があります。バンパーやバック部分に傷が多い場合は、雑に扱われている・メンテナンスがマメではなかったかもしれないといった推測です。

これらの情報は全て見ただけで判断することが難しいため、自分の車と完全に比較することはできません。

一括査定サイト

メリット

サイトによっては個人情報の入力要らずで閲覧可能なのが強みです。そして一度に複数の業者に見積もりを出せるので、その中でもより好条件(高値)で取引してくれるところがすぐに分かります。

デメリット

その場ですぐに分かるだいたいの査定額は実際の査定額から大きくズレてしまうことも少なくないため、あくまで「だいたいの査定額でいい」という方には向いているでしょう。

 その他、一括査定を利用する上でメールアドレスや電話番号を入力して見積もりを依頼した場合は、ほとんどのケースで業者からの営業連絡が来ます。

見積もり依頼を出した業者の数の分だけ電話連絡が来ると思って間違いありません。

不安だという方は、個人情報の入力がなるべく少ないサイトを選ぶなどして対応しましょう。

ネットオークションサイト

メリット

ネットオークションサイトを使って、自分の車が現在どれくらいの価格で取引されているのかを見ることも可能です。市場になかなか出回らない珍しい車種・モデルの取引も存在するので、情報収集においても非常に有用です。

もし売却を決めたとしても、その車を欲しい人が買うというシステムなので高く売れる希望も持てます。

デメリット

オークションサイトからだいたいの査定額を推測するのは非常に手間がかかります。種類によっては何百もの車がオークションに出されているため、それを調べていくのは大変です。

こちらも、すぐに売りたいという方よりは市場の動向を見て売るかを判断したいという方におすすめの調べ方といえます。

車の買取査定前にだいたいの相場(概算価格)を調べるメリット

インターネットが普及してからは、ディーラーや業者に車を持ち込む前にネットで査定をする人が増えました。事前にだいたいの価格を知っておくメリットを項目ごとに紹介します。

店舗にいく手間が省ける

ディーラーや中古車販売店で査定を受けるためには、お店まで行かなくてはいけないといけません。出張査定などもしている業者もありますが、書類のやり取りなどは基本的に店舗で行うことが多いです。

特に遠方にしか店舗がない場合であれば足を運ぶだけでも手間と時間を要します。その分ネットでだいたいでもいいから査定額が分かるというのはこういった手間がかからないというメリットがあります。

さらに、スタッフの人の押しの強さや雰囲気に押されてその場で売却をしてしまうというケースも。ネットで金額を推測するだけなら冷静な判断ができるので自分のペースで進められるのが良いです。

市場の買取相場を複数社比較できる

ネットには査定ができるサイトやシミュレーションがたくさんあるので、自分が納得いくまで価格を調べることが可能です。

 一度に複数の会社で概算査定も行えるので、実際に査定・売却に臨む際に自分の中で相場情報を持てるというのは交渉で役立ちます。

実は中古車市場には「定価」というものが存在しないので、実際どれくらいの価格になるのかは車と交渉次第という側面もあります。

相場を全く知らないまま評価してもらうと、相場よりもずっと低い価格で売りに出してしまったという失敗を回避できます!

ディーラーよりも買取店の方が高値がつくことも

先ほど解説しましたが、ディーラーよりも買取店の方が高く値がつく傾向にあります。買取店は中古車を買い取って売ることで利益を得ているので、少しでも他社よりも高値をつけて商品を仕入れる必要があるからです。

しかしディーラーや新車の事業がメインであるため、中古車販売で利益はそれほど重要ではありません。そのため、買取店よりも低めに査定額がついてしまうことも多いようです。

そのため、ネットで概算の評価額を見る場合でも買取店を中心に調べていくことをおすすめします。

契約完了までスムーズ

もしネットでだいたいの金額を調べた上で、「売るタイミングだ!」と感じた場合にはそのまま本査定の申し込みをしてもOKです。

ネットからの依頼であれば基本的に24時間・365日受け付けているので、思い立った時に始められるのが魅力です。さらに業者からの連絡の時間も調整できるので、自分のペースをつかみやすいです。

ネットから申し込んで出張査定をし、希望額に見合えばその場で売却手続きもできるのでスピーディに契約が完了します。

車の買取査定額を決める基準

車の買取価格を算出する場合には、JAAI(日本自動車査定協会)の定める「査定基準」を元に各業者は見ていきます。

車の査定額を決める基準
  1. 車種
  2. 年式
  3. 走行距離
  4. オプション
  5. 修理歴・修復歴
  6. カラー
  7. グレード
  8. 流通量

1車種

名前の通り、自分の車の種類を表すもので相場を調べる上で最初に必要になる情報の1つでもあります。車種によっては相場が大きく異なるので、自分の車の車種は正確に把握しておきましょう。

2年式

車の新しさ・古さを示すものが「年式」です。こちらも車種同様に相場に関係している要素で、もちろん新しければ新しいほど査定額は上がっていきます。

 中でも「3年落ち」「5年落ち」と呼ばれるものは車検のタイミングと重なるため、この時期をボーダーラインに査定額が下がる傾向にあります。

ただし年式だけで厳密に相場が上下するとは限りません。実は年式の更新は毎年1月1日となっているので、12月1日登録日と翌年1月30日の登録では2か月しか違わないのに年式の上では「1年」の差と評価されます。

3走行距離

走行距離は多ければ多いほど査定額は下がっていきます。距離の分だけ車の様々な機能が消耗・劣化すると考えるからです。

中でもエンジンやブレーキ周辺・骨格といった部分の摩耗・劣化の判断に役立つ指標です。大体1万kmを基準にそれよりも距離がある場合は徐々に価値が下がっていきます。

4オプション

オプションは純正、つまりメーカーオプションの中でも人気の高いものが追加されていると価値が上がります。

例えば衝突防止装置や後部座席エアバックといった「安全装備」と、電動スライドドア・サンルーフなどの「居住性関連装備」は人気があります。

 オプションの人気度は時代によって変化するものなので、今付けているオプションが将来に渡って同じ価値とは限らないので注意しましょう。

5修理歴・修復歴

修理歴はもちろんない方が価値が高いですが、小さな傷や凹みはよくあることです。しかし事故などの大きなトラブルで受けた修理は新品と同じ状態にはなりません。

一般的に現在作られている車は車全体をフレームとする「モノコック構造」になっているため、一度壊れてしまうと元の強度に戻すことが難しいです。

そのため修理歴のある車というのは強度面から見て価値が下がってしまうという仕組みです。

6カラー

実は車のカラーにも人気・不人気があります。そのためもちろん査定結果にも影響が出ます。人気カラーは車種やブランドによっても様々です。

 例えば、アウトドアなどにも大活躍する4WDのカラーがピンク・黄色の場合、あまり人気がありません。

どちらかというと黒や紺・グレーといったダークなカラーが人気です。反対にスポーツカーはレッド・イエローでも比較的人気が衰えない傾向にあります。

車によって人気の出るカラーを把握するのも評価額を推測する上では重要ですよ。

7グレード

同一の車種での新旧を表すもので、新しいグレードのものの方が装備や性能が向上しています。そして一般的に新しい車種ほどグレードによる評価額の差が大きくなります。

反対に古い車種であればさほどグレードの差が生じません。これはそもそも古い車を買おうとするオーナーは流行やデザイン性よりも実用的かどうかに重きを置いている傾向があるからです。

8流通量

先ほど中古車には定価がないと紹介しましたが、車本体の価値以外で相場を決めるものは「市場の流通状況」も関係しています。

中古車が数多く流通している時期とそうでない時期というのは存在します。流通量は車種によっても様々です。

 例えばSUVはウインタースポーツ冬場でも活躍するタイプの車なので11月ごろから需要が増えます。対してスポーツカー・オープンカーなどは3月くらいから値上がり傾向です。

車種におけるニーズの変化を先読みをして、売り時を判断する・だいたいの査定額の制度を上げるという工夫が可能です。

車の買取査定額を少しでも上げるコツ

だいたいの予想額をした後、もし本当に車を手放すことを決めたら「本査定」をします。自分の予想よりも高い事に越したことはありませんから、ぜひ少しでもアップするポイントを知っておきましょう!

車検はあえて通さない

車検に通してない(車検切れ)の車は査定においてマイナスの影響を与えると思うかもしれませんが、基本的にはありえません。もちろん車検期間が残っていることは良い評価につながりますが、車検費用は結構高額です。

 もし売却をしたときに車検費用よりも高く売れればいいですが、そうでなかったときは損をしてしまいます。

損得を考えると、乗っていない車であれば車検が切れたらそのままにしておくのが得策です。

内装・外装を綺麗にしておく

車の内装・外装が清潔であることは直接査定額にプラスとなるわけではありませんが、査定する人の心象には良いです。

それだけでなく、綺麗な車ということはそれだけ車を大切に扱っていると思ってもらえるのでマイナスの影響を与えにくいことも期待できます。

傷・凹みなどはそのままにしておく

車体に傷や凹みなどがあると、「そのままだと評価額が下がってしまうのでは」と思われがちですがそうではありません。

先ほどの「車検」の時と同様に、修理に出してしまうと修理費が発生するので査定額と比較して差益になるか分からないからです。

修理の程度にもよりますが、業者に依頼をすると数万円~数十万円もかかるケースもあります。自分で修理しようとすると、出来栄えが悪かったために余計マイナスの評価を受けることも。

運転に支障のない程度であれば、そのままにしておいた方が無難です。

点検整備記録簿や取扱説明書を用意する

査定をしてもらう時は車以外に関連書類もすべて目を通します。例えば「点検整備記録簿」や「取扱説明書」と言ったものです。それ以外にある場合でもすべて用意しておきましょう。中には評価に影響を及ぼすものもあるからです。

 書類以外でプラス評価になりやすいのが「スペアキー」です。

メーカーオプションの箇所・個数を把握する

先ほど紹介した通り、査定額にはメーカーパーツの有無も影響しています。特に趣味で自分の車をカスタマイズしている人はメーカーパーツを外していることも多いです。

もし捨てずに残している場合はそれも用意しましょう。中古市場ではカスタムパーツよりも純正品の方が好まれるからです。

まとめ

愛車の査定額をだいたいで調べる方法について解説してきました。

実際に査定をしてもらうには手間や時間が必要なため、今すぐ売りたいわけではない人や価値があるかを調べてから売るかを決めたいといった人には躊躇してしまうかもしれません。

しかしだいたいでも相場を自分で調べることができれば、時間に余裕をもって冷静に判断できるのがメリットです。

買取査定前にだいたいの相場(概算価格)を知るためには?
  • ディーラー公式サイト・中古車販売サイト・一括査定サイト・ネットオークションで調べられる
  • JAAIの定める基準を目安に調べていく

車の価値とは車自体の価値以外に、市場の動向や人気カラー・人気装備・時期など複雑に影響しています。自分の愛車が少しでも高い価値があると評価してもらえるように、ぜひ今回の記事をお役立てくださいね。

・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。
おすすめの記事